総資産22億ドルの億万長者で、Bloomberg Markets誌などで表彰された経験のあるJeffrey Gundlach氏は、CNBCでのインタビューで、ビットコインと米ドルの見通しについて以下のように語っている。
今、ビットコインのチャートはかなり怖い形に感じています。60,000ドルから31,500ドルあたりまで大きく下落していて、巨大なヘッドアンドショルダーのトップのように見えます。私はヘッドアンドショルダーのトップをあまり信じていませんが、今回のトップはかなり説得力がありそうです。(中略)23,000ドルを割れた辺りからは再び買ってもいいと思います。
同氏は、ビットコインは現在の30,000ドル付近から、さらにもう一段下げた、23,000ドルを割った付近が買い場であると述べた。
(TradingViewのBTCUSDチャート 1日足)
さらに、Gundlach氏は米ドルについての見解も述べている。
米ドルは短中期的には堅調ですが、長期的には絶望的であると感じています。理由は、米国政府が巨額な財政赤字を抱えているからです。次の大きなメルトダウン(突然売りが殺到し、想定外で大幅な下落を記録すること)が起きるときは、米国はもっともパフォーマンスの悪い市場になると思います。それはドル安と大いに関連あるものになるでしょう。
米ドルはここ数ヶ月は堅調に推移しているが、懸念材料は大きく、いずれは未曾有の暴落が起こるだろうと予想しているようだ。
(TradingViewのUSDJPYチャート 1日足)
Gundlach氏は11月に、インフレのリスクヘッジとしてビットコインや金が良いと述べている。ビットコインは4月中旬に最高値をつけてから下落傾向、金は今年に入ってからのパフォーマンスはマイナスである。ドル高の今、ビットコインはGundlach氏が予想するような展開がやってくるのか、今後が注目される。
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<p><span style="font-size: small;">この記事は、news.bitcoin.comの「Billionaire Fund Manager Jeffrey Gundlach Convinced Bitcoin Will Fall Below $23K, US Dollar Is 'Doomed'」を参考にして作成されています。</span></p
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 ichi-suke