“現時点”では、マイクロソフト社は仮想通貨ビットコイン市場への参入は計画していないようだ。
先日行われたCNNとのインタビューにて、Microsoft(マイクロソフト)社のCEO(最高経営責任者)を務めるBrad Smith氏は、自社財務資産にビットコインを組み込むことは計画していない旨を明かした模様。
The $BTC balance sheet!
— Julia Chatterley (@jchatterleyCNN) February 16, 2021
I'm asking every Pres & CEO on @firstmove what they are thinking re digital asset/cash diversification.
It's a no from @Microsoft but if anything changes @BradSmi promises you'll hear it here first!! 😉 pic.twitter.com/uK3Zh11M5c
先日、米大手IT企業マイクロソフト社CEOを務めるBrad Smith氏はCNNとのインタビューに応じた。
今回のインタビューによると、マイクロソフト社は“現時点”ではビットコイン市場への参入は計画していないという。
CNNアンカーJulia Chatterley氏との対談を行った同CEOは、『マイクロソフト社がビットコイン(BTC)市場に参入する計画があるのか』について自身の見方を明かした模様。
今回の議論詳細について、CNN Julia Chatterley氏は以下のように報告する。
「ビットコインについて新しい話題は聞いていません。しかし、今後ビットコインへの投資方針が変更された場合…、すぐにお知らせします。」
2020年以降、機関投資家及び世界的大手企業によるビットコイン市場新規参入が活発化している。
個人としても『2億3,000万ドル相当以上』ものビットコインを保有するCEO Michael Saylor氏が率いるMicroStratagy社は、他企業に先駆けて大量のビットコインを購入することで、機関投資家による仮想通貨市場参入の潮流を形成。その後もMicroStrategy社は2020年から2021年1月にかけてたびたびビットコインの追加購入を実行し、いまやNASDAQ上場企業としては最大保有量を誇るとともに多大な利益を創出している。
こういった流れに続くかのように、Square社や米大手保険会社MassMutual社らも次々とビットコイン市場へ参入。
そして今月初め、以前よりその動向に注目が集まっていたElonMusk氏率いるテスラ(Tesla)社が、ついに約15.5億ドル(=約1,580億円)相当ものビットコインを大量購入。機関投資家によるビットコイン市場参入への動きはますます強まっていた。
(Source:https://u.today/microsoft-president-says-no-plans-to-put-cash-into-bitcoin-for-now)
また、米Apple社によるビットコイン購入の可能性もささやかれている。
先日、RBCドミニオン証券のアナリストであるMitch Steves氏は、「Apple社は仮想通貨事業に進出することで莫大な利益を得られることから、ビットコインを購入する可能性が高い」との見解を公表。
無論これは予測に過ぎず、FacebookがLibra構想を発表した際、Apple社CEOのTimCook氏が仮想通貨事業に対して消極的なスタンスを表明していることなどが懸念要素としてあげられる。
それでも前出のRBCドミニオン証券のアナリストが主張するように、Apple社が将来的にビットコイン市場へと参入する可能性は十分にあるだろう。そうなった場合、Apple社とともに“GAFAM”の一角を担うマイクロソフト社が、いかなる動きをみせるのかますます注目が集まると考えられる。
世界的大手企業による多額のビットコイン購入は、ビットコイン価格に対して甚大な影響をおよぼす影響力がある。そのため、今後も引き続き各社の動向には細心の注意を払っていきたい。
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この記事は、u.todayの「Microsoft President Says No Plans to Put Cash into Bitcoin for Now.」を参考にして作成されています。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta