底値からの反発も停滞が続く仮想通貨イーサリアム

26日20時時点での暗号資産(仮想通貨)イーサリアムは14,675円。前日同時刻比で約1.1%の価格下落となった。

クリスマスラリーの期待が大きく外れ、暴落と言える価格下落を起こした25日とは一転、26日は多少の回復を見せた。

午前1時に底値14,056円を記録してから徐々に回復したイーサリアムは12時に最高値の15,420円を記録。その後は14,937円付近を推移している。

17日から上げ相場に転じていた暗号資産(仮想通貨)市場は25日に世界的な金融不安が原因となって価格が急落。これまでの相場とは大きく異なった動きをするようになり、今後も苦しい価格変動が起こることが予想される。

再度上げ相場へと転じるためには暗号資産(仮想通貨)界にとってポジティブなニュースが必要不可欠だろう。例えばリップルはBinance上場が発表された24日に価格が急騰している。暗号資産(仮想通貨)はイベントドリブンであるため、今後の出来事次第で価格が大きく変わる可能性も考えられる。

そして、イーサリアムに関して26日にニュースが報道された。暗号資産(仮想通貨)取引所BitMEX CEOのArthur Heys氏がICOの台頭によりETH価格が200ドルを超えると発言。ICOプラットフォームとして機能するイーサリアムは今後ICOが積極的になってくることにより需要が高まってくると予想しているようだ。