CoinPartner

【完全無料】業界最大級の仮想通貨オンラインサロン

詳細はこちら

【相場分析】今週のビットコイン価格の展望|8万7000ドルから失速、押し目ロングの好機を待つ週

2026年10月13日 19:06  【編集長】合原和也

※この記事には広告・PRが含まれます

こんにちは、コインパートナーです。10月13日週のビットコイン(BTC/USDT)相場分析と展望をお伝えしていきたいと思います。

 先週のビットコイン(BTC/USDT)は、月初につけた8万7000ドル台の高値から徐々に上値を切り下げ、現在は8万3300ドル付近で推移しています。8月中旬からの上昇トレンドそのものは崩れておらず、日足・4時間足ともに中長期では上昇目線を維持できる形です。

 ただし、気になるのが出来高の減少です。価格が上昇チャネルの上限に到達した一方で商いは細っており、上昇を押し上げるエネルギーが不足している状態と見ています。実際にチャネル上限ではっきりと反落しており、ここからは一度押し目を形成する展開を想定しています。

 テクニカル的に意識したい押し目の到達点は、7万5000ドル台のチャネル中央ラインです。この価格帯は水平線のサポートとも重なっており、多くのトレーダーが反発を狙う水準になります。もっとも、ここまで下げ切らずに底堅く推移したまま再上昇する可能性も十分に残っています。

 そのため今週の基本戦略は、一時的な下落を狙ったショートではなく、押し目を拾うロングです。中長期の目線が上である以上、下落を取りにいくのは流れに逆らう取引になります。なお今週は10月14日(水)に米9月CPI(消費者物価指数)の発表を控えており、週半ばからボラティリティが高まりやすい点にも注意しておきましょう。

ビットコインテクニカル分析

BTC/USDT日足チャート

日足では、7月の安値を起点とした上昇チャネル(チャート水色ライン)の中を推移しており、トレンドそのものは明確に上向きです。8月中旬の急伸で長期の下降チャネルを上抜けて以降、安値を切り上げ続けている形は崩れていません。

各MA(移動平均線)も価格の下で上向きに並んでおり、短期MAが中期MAを上回る順行配列が続いています。日足レベルで見れば、地合いは底堅いと判断してよいでしょう。

一方で、直近の上昇局面では出来高が明らかに減少しています。価格は高値を更新しているのに参加者が減っているという状態は、買いのエネルギーが続かず上昇が息切れしやすいサインです。月初に8万7000ドル台をつけたあと上値を切り下げているのは、その現れと見ています。

日足RSIは52付近で、シグナルライン(57付近)を下抜けた状態です。買われすぎの水準ではなく、むしろ押し目を形成する余地が残っていることを示しています。極端な過熱感がないという点では、下落しても深追いされにくい地合いと言えるでしょう。

BTC/USDT4時間足チャート

4時間足では、チャート右上の黄色い丸で囲った箇所でチャネル上限にタッチし、はっきりと反落しているのが確認できます。チャネル上限は売り注文が集まりやすい価格帯であり、ここで跳ね返されたこと自体は想定内の値動きです。

その後は短期MAを割り込み、現在は短期MAが上値のフタとして機能し始めています。中期MAは8万ドル付近を推移しており、次の下値サポート候補となります。

注目したいのが、チャート右下の黄色い丸で示した7万5000ドル台のチャネル中央ラインです。平行チャネルは上限・下限だけでなく、中央のラインも押し目や戻りの目処として機能しやすい性質があります。今回はここに水平線のサポートも重なるため、テクニカル的に非常に意識されやすい水準です。

目先の分岐点は、価格が短期MAを終値ベースで回復できるかどうかです。短期MAを上抜けてMAの並びが再び上向きに揃えば、押し目は浅く終わり、そのまま高値再トライに向かう可能性が高まります。逆に短期MAに上値を抑えられ続ける場合は、7万8000ドル、7万5000ドルへと段階的に下げていく展開を想定しておきましょう。

いずれにせよ、中長期の目線が上向きである以上、下落は「トレンド転換」ではなく「上昇過程の調整」と捉えるのが自然です。この前提が崩れるのは7万5000ドルを明確に割り込んだときであり、それまでは押し目を拾う発想で臨みたいところです。

今週の注目指標

今週は週半ばにインフレ関連の指標が集中します。特に水曜日のCPIは、FRBの追加利上げの行方を占う最重要指標です。

・10月14日(水)21:30:米9月CPI(消費者物価指数)
・10月15日(木)21:30:米9月PPI(卸売物価指数)、米9月小売売上高

前提となる金融政策の状況

今週の指標を読む前に、現在の金融政策の立ち位置を整理しておきましょう。

FRBは9月16日に政策金利を0.25%引き上げ、3.75〜4.00%としました。2023年以来の利上げであり、投票は全員一致でした。さらに10月7日に公表された議事要旨では、多くのメンバーが年内の追加利上げを見込んでいることが明らかになっています。

通常であれば利上げはリスク資産にとって逆風です。ところがビットコインは9月の利上げ後に下げるどころか、10月初めには8万7000ドル台まで上昇し、1月以来の高値をつけました。「悪材料が出尽くした」と受け止められたことに加え、米国の現物ビットコインETFへの資金流入が続いたことが背景にあります。

ここで覚えておきたい数字が、ETF投資家の平均取得単価です。市場では8万1700ドル〜8万2000ドル付近と推計されており、この価格帯を上回っている限りETF経由の買い手は含み益の状態にあります。つまり8万2000ドル付近は、下値での買い支えが入りやすい重要な攻防ラインということです。逆にここを明確に割り込むと、含み損に転じた投資家の売りが出やすくなり、7万5000ドルまで下値のメドが薄くなる構図になっています。

米9月CPIが今週最大の焦点

10月14日(水)21:30発表の米9月CPIが、今週最大のイベントです。

市場は現時点で10月の追加利上げ確率を2割程度しか織り込んでおらず、「年内のどこかでもう一度利上げ」という見方が中心です。ここでCPIが市場予想を上回りインフレの再加速が確認されれば、10月利上げの織り込みが一気に進み、ビットコインには強い下落圧力がかかります。想定している7万5000ドルまでの調整が、数日で一気に進むケースも考えられるでしょう。

逆にCPIが予想を下回れば、利上げ観測の後退から買い戻しが入り、8万5000ドル、さらには月初の高値である8万7000ドルへの再トライが期待できます。この場合は押し目が浅く終わり、押し目ロングの絶好のチャンスを逃す形になる点にも注意が必要です。

なお、翌10月15日(木)には米9月PPIと小売売上高が同時に発表されます。PPIは企業段階の物価、小売売上高は個人消費の強さを示す指標で、どちらも次回以降のインフレ動向を占う材料になります。CPIで出た方向をさらに押し進めるのか、打ち消すのか、木曜日まで気を抜かないようにしましょう。

雇用は減速、インフレは粘着的という難しい組み合わせ

10月2日に発表された米9月雇用統計は、非農業部門雇用者数が+2.9万人、失業率は4.2%と労働市場の減速を示す内容でした。インフレは粘着的だが雇用は弱い、という難しい組み合わせになっており、FRBの判断も割れやすい状況です。だからこそ今週のCPI一本で市場の見方が大きく振れる可能性があります。

今週の理想の注文ポイント

今週の基本戦略は「押し目を待ってロング」です。日足・4時間足ともに中長期の目線は上向きであり、この流れに逆らって一時的な下落をショートで取りにいくのは分が悪いと考えます。下落はあくまで上昇過程の調整と捉え、買い場として待ち構えるのが基本です。

本命のロングシナリオ展開
  • エントリー:7万6000ドル〜7万5000ドル付近への押し目で買い注文
  • 利益確定:8万3000ドルで部分利確、8万5000ドル突破後は8万7000ドル〜9万ドルを目標に保有
  • 損切り:7万3000ドル下抜けで損切り(チャネル割れを確認した時点で撤退)
押し目が浅い場合の順張りロングシナリオ展開
  • エントリー:8万5000ドルを明確に上抜けた後、8万4000ドル付近への押し目で買い注文
  • 利益確定:9万ドルを目標に保有
  • 損切り:8万2000ドル下抜けで損切り

相場一言アドバイス

上昇中の「出来高減少」が意味するもの

今回の分析で最も重視したのが、出来高の減少です。

価格が上がっているときに出来高が増えていれば、新しい買い手が次々と参入している健全な上昇です。逆に価格は上がっているのに出来高が減っている場合、買っているのは一部の参加者だけで、相場全体の関心が薄れていることを意味します。

この状態は燃料が残り少ないまま坂道を登っている車のようなもので、ちょっとした売りで失速しやすくなります。チャートの形だけでなく、その下にある出来高のバーも必ずセットで確認する習慣をつけましょう。

チャネル中央ラインが意識される理由

平行チャネルというと上限と下限だけに注目しがちですが、実は中央のライン(ミドルライン)も押し目・戻りの目処として機能しやすいという特徴があります。

理由はシンプルで、多くのトレーダーが同じチャネルを引き、同じ中央ラインを見ているからです。今回想定している7万5000ドル台は、このチャネル中央ラインに加えて水平線のサポートも重なる「複数の根拠が重なる価格帯」です。こうしたポイントは反発の確率が高まる一方、割り込んだ場合は損切りを巻き込んで下落が加速しやすい点にも注意してください。

トレンドに逆らうショートの扱い方

今回のように中長期の目線が上向きの相場では、ショートは「取れたらラッキー」程度に考えるのが健全です。

上昇トレンド中の下落は、下落トレンド中の下落に比べて途中で急反発しやすく、持ち続けるほど不利になります。トレンドに逆らうポジションは、ロットを落とす・利確を早める・損切りを厳格にするの3点をセットで守りましょう。逆張りで資金を減らしてしまうと、本命である押し目ロングのチャンスが来たときに十分な資金を投入できなくなります。

Discordコミュニティではビットコインの注文通知を受け取れます!

▼合わせて読みたい記事▼

仮想通貨取引所おすすめランキング|全23社を徹底比較!

仮想通貨おすすめランキング2024年完全版|500銘柄を徹底考察し選んでみた

USDTを日本円に換金する方法!日本人が換金するときにおすすめの取引所も紹介!