暗号資産(仮想通貨)市場は急反発しました。13日午後2時30分時点でビットコイン(BTC)は8万3740ドルで期間0.73%高、イーサリアム(ETH)は2529ドルで0.84%高、リップル(XRP)は1.37ドルで1.96%安です。
13日朝は半導体株の急落とともにBTCが一時8万1000ドル台まで下げましたが、売りが一巡すると買い戻しが入り、8万3000ドル台後半まで値を戻しています。
ビットコイン、8万2000ドル台に下落|エネルギー停戦に疑念、中東での攻撃で原油高
ビットコイン、9日以来の安値から切り返す

BTC/USDT 1時間足チャート
ビットコインは12日未明にトランプ大統領がエネルギー停戦を表明すると買われ、15時55分には7日以来の高値の8万4352ドルをつけました。ところが17時ごろから売りに押されて21時台に8万3000ドルを割り込み、13日9時50分には8万1034ドルと9日以来の安値まで下げています。
その後は買いが続き、14時20分には8万3914ドルまで上げました。安値からの上げ幅は3%を超え、12日0時の水準も上回っています。
イーサリアム、2500ドル台を取り戻す

ETH/USDT 1時間足チャート
イーサリアムも12日16時10分に2580ドルをつけたあとは伸び悩み、13日9時50分には2409ドルと9日以来の安値をつけました。
その後は買いが優勢になり、12時半すぎに2500ドル台を回復しています。14時20分には2539ドルまで上げ、安値からの上げ幅は5%を超えてBTCを上回っています。
リップル、持ち直すも1.40ドルに届かず

XRP/USDT 1時間足チャート
リップル(XRP)は12日0時台に1.43ドルまで上げましたが、夜には1.40ドルの節目を割り込み、13日9時50分には1.31ドルと9月18日以来の安値をつけました。
その後は安値から5%近く上げ、1.37ドル前後まで戻しています。ただBTCやETHと違って12日0時の水準は下回ったままです。
攻撃継続と半導体株安で売られたが反発
ゼレンスキー大統領が、停戦の表明後もロシアがエネルギー施設を攻撃していると述べ、ホルムズ海峡でもタンカーが炎上したと伝わると、ブレント原油は107ドル台まで上げました。13日1時50分には、ハマック・クリーブランド連銀総裁がインフレの抑制には引き締め的な金融政策が必要だと述べています。さらにブロードコムのCEOがAI開発の最大の制約は資金だと述べ、中国メーカーの技術進展も伝わるなか、13日朝は韓国や日本の半導体株が急落しました。
下げの途中で買い持ちの手じまいが進み、安値をつけたあとは売り方の買い戻しが入ったとみられます。日経平均が2%近く下げたままのなか、10〜14時のBTCとナスダック100先物の相関は0.18と、株とは別の動きでした。
14日の米消費者物価指数に注目
14日21時30分に発表される9月の米消費者物価指数は、前年比3.7%と前回の3.4%から伸びが高まる見込みです。上振れすれば利上げの見方が強まって売りが出やすく、予想を下回れば買いが入りやすくなります。
BTCは8万4000ドル台を回復できるか、ETHは2500ドル台を保てるか、XRPは1.40ドルを取り戻せるかが焦点です。
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