イーサリアム・エコノミック・ゾーン(EEZ)の中核貢献者エドゥアルド・アントゥーニャ氏(Eduardo Antuña)は10月5日、イーサリアムのメインネットでL1からL2への初のアトミック取引を実行したと発表した。暗号資産(仮想通貨)イーサリアムのレイヤー間で、0.001ETHの移転とL2側のロールアップ状態更新が単一取引内で不可分に実行された。
今回の取引では、L1からL2ロールアップへのクロスチェーンコールと状態更新が単一のイーサリアムブロック内で処理された。アトミック取引は全て成功するか全て失敗するかのどちらかで完結するため、資産移転と状態反映が分離しない形で実行されたことになる。
EEZはGnosisとZiskが開発を進める枠組みで、イーサリアム財団が資金提供している。L1とL2のコントラクトが同じ取引の中で呼び出し結果を共有でき、従来型のブリッジを介さずに同期的な連携が可能になる点を狙う。L2間で分断されている流動性を扱いやすくする構想の技術実証として位置づけられる。
アントゥーニャ氏はXに「アトミックな同期型コンポーザビリティは、もはや約束ではない。メインネットで史上初のアトミックなクロスチェーンL1→L2取引が実現した」と投稿した。
Gnosis ChainがEEZロールアップへ移行した後の初ブロックは2026年12月から2027年1月に予定されている。
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