4月4日19時現在のビットコイン価格は748,159円。前日同時刻と比べて3.58%の上昇を見せた。
以前の記事で描いた短期下降チャネル(黒太線)が機能する形となった。
2日早朝、黒太線を上抜けしてブレイクすると71.6万円(オレンジ線)に接近した。
さらに2日夜に再び上昇。オレンジ線付近で膠着が続いていたが、一気に青線(76.4万円)に到達した。
現在は徐々に高値を下げていく形で下落している。
(参考 TradingViewのBTCJPYチャート 1時間足)
・上昇のシナリオ
40万円台に到達した3月中旬と比べ、価格は徐々に上がっている。
2番底の到来も予想されたが、もはや強気相場へと変わりつつあるだろう。
後述の「筆者の見解」でも記載の通り、長期的には上昇する見込みは高いと予測する。
その際は次の抵抗線である水色戦(83.5万円)を目安に利確を達成したいところだ。
・下降のシナリオ
上述の通り、長期的には強気目線になってきた。
しかしこのまま順調に上昇するとも限らない。
昨日19時からの一時的な下落によって、ロングOIが大きく減少しているためだ。
恐らく利確によるものと思われるが、一時的に上昇インセンティブを失った状態であるため上昇一直線とはならなそうだ。
・筆者の見解
気になるのはやはり7000ドルと76.4万円のラインである。
ドル建てのチャートでは7000ドルが意識され、日本円のチャートでは76.4万円が意識されている。
2つのラインは同じものと見なして良いだろう。(4日21時のドル円価格だと7000×108=75.6万円で青線価格(76.4万円)とほぼ同じ。)
7000ドルと76.4万円どちらを採用するかは各々の判断に任せたいところだ。
さらに3/25日の高値にも気を遣いたい。
(参考 TradingViewのXBTUSDチャート 1時間足)
(参考 TradingViewのBTCJPYチャート 1時間足)
上がドル建て、下が円建てのビットコインチャートとなっており、いずれも赤線が3/25の高値である。
図を見れば明らかだが、本日の価格上昇においてドル建てでは大きく上抜けしているのに対し、円建てでは反発している。
このような円建て・ドル建ての違いは多々あることだが、先ほど「7000ドルが鍵になる」と述べたように、このような重要局面においてはこれらの違いにも目を配りたい。
個人的にはドル建てチャートの方が影響力があると思っているため、一時的に下落を果たした後に高騰するのではないかと踏んでいる。
下落時の指値だが、直近下落時の6600ドル付近が良いのではないだろうか。
(ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインパートナーの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。)
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner