21日6時現在のビットコイン価格は955,489円。前日同時刻と比べて-0.57%のわずかな下落となった。
ビットコインは昨日からあまり変化はなく、95万円付近でレンジ相場を形成する。
一時200MAを割り下降へのシグナルが発生したかに思えたが、無事に赤線(93.9万円)で反発。
直近の数時間では陽線が続く。
(参考 TradingViewのBTCJPYチャート 1時間足)
・上昇のシナリオ
紫線(96.4万円)・1時間足の雲・オレンジ線(97.3万円)を無事に超えられるかが大きな鍵になりそうだ。
まず紫線は19日の暴落2日前の安値であり、ここを境に反発する可能性は大いにあるだろう。
さらに、ここを通過してもbとして立ち塞がる。
これは17日以前のレジスタンスライン・17~19日の一時的サポートラインであるため、この線を境にレジサポ転換の判断は行われるだろう。
暴落時はフィボナッチリトレースメントも意識されるべきだが、今回はフィボ61.8がこのオレンジ線に置き換わるのではないかと読んでいる。
奇しくも1時間足の雲は紫線とオレンジ線に挟まれるように存在する。
紫線→雲→オレンジ線の順で抜けることができれば、勢い次第で100万円突破の可能性もあるかもしれない。
・下降のシナリオ
上昇のシナリオでは紫線・1時間足の雲・オレンジ線を超えるシナリオを描いたが、仮にこのラインを超えることなければ下落するだろう。
今後それぞれのラインにおいて、暴落直前で高値掴みした層が損切りを行うもしくはそれ以前にスイングでロングをいれた層が利確を安全圏内で済ませるという行為は多く見られるだろう。
ラインを超える超えないの2択だけではなく、レンジの継続期間なども参考にしながらロスカット・利確の影響を見極めたいところだ。
・筆者の見解
現時点ではなんとも言えないのが実状だ。
やはり数日前の損切りや利確を完了させてない層も多いと思われ、その層の判断がチャートにどれほど表れるかが肝になる。
個人的にはオレンジ線を突破して欲しいが、明確な確証に乏しくエントリーにいたるまでの理由とはならないだろう。
19日の大暴落は大衆の総意ではなく大口投資家の起こした荒波だとすり替えることができるか。それが今後のポイントになりそうだ。
(ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインパートナーの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。)
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner