aeternity(エターニティ)とは

aeternityはイーサリアムベースで作られた高速で処理が軽いのが特徴の暗号資産(仮想通貨)です。その他にも、スケーラビリティなどの問題も解決しており高い性能を持っています。もちろん期待も高くICO調達の時点で37億円も集まっていることがその証明です。では具体的な現在の状況や何が注目されているのか見ていきましょう!

aeternityの最新チャート分析!相場から見る価格推移

上のグラフがaeternityのチャートです。aeternityは2016年12月29日に公開され2017年5月29日からトークンセールが始まりました。ICOの時点ですでに37億も調達できている割に値段は今のところ期待しているよりは上がっていないようです。しかし、イーサリアムやビットコイン今では時価総額ランキングトップですが伸び始めるまでに1年以上もかかっていいたためまだまだ様子見の段階といえるでしょう。中国の取引所で上場が決まったことやイーサリアムの盗難によって価格が変動しているようですがここ数か月の変動を見ると比較的落ち着いています。

今のところ1AE=約0.6ドル=約67円ほどとなっており、これから各国の取引所に上場していくことができれば...と思いながら見守るしかないでしょう

 

aeternityのicoと上場具合から見える問題と将来性は?コインパートナーの見解

他のコインに勝てるのか

これから暗号資産(仮想通貨)業界は様々な分野へと進出しその規模を広げていくでしょう。すでに時価総額一位のビットコインは20兆円にも及び二位のイーサリアムは4兆円にも及び、暗号資産(仮想通貨)の数は1000種類にものぼっています。さて、5年後にはいくつの暗号資産(仮想通貨)が流通し定着しているのでしょうか?それを踏まえると他のコインに対するディスアドバンテージが大きすぎるように思えます。とはいえ、結局のところ最終的に定着するコインは欠点や問題点が少なかったり優れているコインだと思われるので、これからの運営次第だと思います。

予定の遅延やCTOの変更

トークン配布や情報が遅れるようなことがあったりCTO(最高技術責任者)であるZack氏がaeternityのチームを抜けるといった事態があり、先行きが非常に不安です!ある程度の遅れは仕方ないとおころもありますが、もしこの調子で予定の遅延がずっと続けば他のアルトコインに後れを取ることとなり伸び悩むことは間違いないでしょう。ちなみに、巷ではZack氏はやめたのではなく仕事をしなかったため状況的に辞めさせられたという話も聞きますがその真相は謎に包まれています。

とはいえ、現CTOであるJoel Reymont (ジョエル・レイモント)氏に代わってから開発の速度が上昇したという話もあるのでまだまだここからといったところです!

reddit(レディット)での評判は?

redditとはアメリカ最大級のSNSニュースサイト、掲示板です。日本でいう2chに近い感じです!レディットでは現CTOであるジョエル・レイモント氏ブロックチェーン開発担当であるSascha Hanse(サシャ・ハンス)氏へ質問できるAMA sessionというスレがあります。AMAとはask me anything、つまり「私に何でも聞いてね!」という意味でアメリカの元大統領であるバラクオバマ氏も以前利用していたことがあります。そこではaeternityをより良いものにするためにも様々な議論がされています。

そのスレではジョエル氏は2018年の四半期までにメインネットが準備できるのは80%だと述べています。また、『元CTOのZack氏のみがコードを理解しているためやめた後はまずいのでは…』などという不安がネット上であったのですが、それに対しても『我々はコードを理解しており問題ないです。』と解答しておりaeternityについて少しでも気になるならぜひ見てみることをおススメします!

これからの展望や将来性 

イーサリアムの高機能版などと称されることもあるaeternityの将来性ですが一見輝かしいように思えますがまだまだ見えない、というのが現状のようです。

しかし、暗号資産(仮想通貨)としての機能は高く、開発陣もしっかりしているようですので大きな問題もなく普及すれば将来を担う暗号資産(仮想通貨)になる可能性も秘めています。これからのaeternityとその開発陣の動向には目が離せませんね!

ちなみに、ロードマップとしては下記のようになっています。

Development開始(2017)→テストネットに着手(2017)→バッキングキャンペーン完成(2017)→重要なアプリを作成(2017)→セキュリティの監査(2018)→メインネットに着手(2018)

aeternityってどんな仮想通貨?

aeternityの概要

Cuckoo Cycle

aeternityが革新的といえるポイントの一つであるアルゴリズムについて説明していきます!アルゴリズムにはProof of Work(PoW)とProof of Stake(PoS)を合わせた混合型のCuckoo Cycleを用いています。とはいえよくわからない方のために簡単に説明していきます。

簡単にいうと、PoWはCPU演算量のキャパに応じて、PoSは資産保有量の多さに応じてブロック承認の成功率が高くなります。

Cuckoo Cycleはその二つの混合型でPoWの電力を消費しすぎるという問題をDRAMチップを用いることで解決しつつ、ブロック生成時にはPoSを用いています。これにより電力効率を上げ、スマートフォンなどでさえも簡単にマイニングができるようになっています。

分散型オラクルシステム

オラクルシステムとは現実世界の情報をスマートコントラクト実行に使うというもので、例えば「明日雨が降ったらイーサリアムを払う」場合、『雨が降るかどうか』という現実世界の情報が必要です。もちろんこれは開発時点では定義不可能ですよね。どの外部の情報が有効かというこの問題に対してaeternityが出した答えは『ネットワーク上の全員からパブリックデータを収集する』ことです。これによりどのソースのデータを用いればよいかという単一障害的な問題への対策を用いています。

ステートチャンネル

スマートコントラクトを実行する際にEthereamはオンチェーンで行うところをaeternityではオフチェーンで行います。これはトランザクションが並列的に処理されていくためEthereumで問題視されていたスケーラビリティ問題を解決するために用いられており、より効率的で国際規模での利用が可能となっています!スケーラビリティ問題に対する解決策として革新的なものです!

 

aeternityのメリット

非常に高い技術力を持っている

aeternityはビットコインやイーサリアムに比べて出遅れているようにおもわれますがその分、既出である暗号資産(仮想通貨)の問題点に対して根本的な解決策を提示することができるのです。例えばすでに流通しているコインではその根本的なアルゴリズムやシステムを変えることはできません。その一方、後発であるaeternityなどのアルトコインはその点に対してもともと問題を解決できるようなシステムを組み込ませることができるという強みを持っているのです。後発という点を生かしてスケーラビリティ問題を解決したり分散型オラクルシステムを組みこんでいるのです。そのため、もしも、今トップを走っているコインたちがそういった問題を解決できなかった場合、次に出てくるのはこういった後発のコインであると思われます。

スマートフォンでも簡単にマイニングができる

aeternityは軽量なプラットフォームをもちいているため、スマホでも簡単にマイニングをすることができます。昨今、スマートフォンの技術は上がっており性能もどんどん高くなっているため、スマホでできるという点はこれからもより重要になっていくと思います。また、我々の生活はもはやスマホとは切っても切り離せない関係といえるほどの関係です。なので、aeternityを身近に感じやすくなるという点でもアドバンテージをとれのではないでしょうか⁉

aeternityのデメリット

特化型ゆえに扱われる分野が絞られるかもしれない

イーサリアムがいわゆる万能型であればaeternityはスマホなどの重い操作の向いていない端末をメインターゲットにしている特化型のように感じます。わざわざスマホでする必要があるのか、そもそもこれからスマホでのマイニングが流行るのか?といった不安は正直ぬぐい切れません。

まだまだ普及していない

さきほどから述べているようですがaeternityはまだまだ伸び悩んでいる通貨で、軌道に乗ったとは言えません。なのでもしこれから少しでも大きな問題が起きれば一気に暴落しその立て直しは難しくなるかもせれません。とはいってもビットコインやイーサがほとんどを占めている暗号資産(仮想通貨)の市場でそうそう簡単に短期間では普及なんてできません。長い目で見守っていきましょう!

 

【aeternityの購入方法】オススメの取引所は?

Liqui

通貨量として最も多く扱っているのがLiquiです!様々なアルトコインを扱っておりaeternityはイーサリアムかビットコインで取引することができます。日本円での取引はできないためイーサリアムやビットコインを持っていない人はまずは他の取引所で購入及び取引する必要があります。

Liquiの特徴としては面倒な手続きもなく簡単に登録できることです。しかし、新興の取引所なので倒産する可能性やセキュリティが万全でない可能性も高く利用する際のリスクを管理する必要があります。

コインパートナーでもLiquiについての記事を上げていますので興味があればご覧ください!

勢いのあるICOコインが、一番早く上場するのがこのLiqui(リクイ)。大手取引所より先にICOコインを入手したいのなら、ここを使うのがオススメ!Liquiの基本的な使い方から注意すべき点までコインパートナーがわかりやすく解説します。

 

Liquiの登録はこちらから!

gate

gateもまた面倒な取引のない取引所となっています。gateではイーサリアムのほかにUSDTとも取引ができます。ログインや出金時は二段階認証とメールによる確認が必要となっていますがそれらが破られたときにすべて引き出されてしまう恐れもありリスク管理をしっかりとしなければなりません。

 

gateの登録はこちらから!

aeternityについての気になるQ&A

どうやってマイニングするの?

公式blogに詳しく載っていますので興味があれば調べてみましょう。

aeternityへの参加方法は?

ICOの期間はもうすでに終了しているため取引所でイーサリアムなどと取引することで入手できます。

 

aeternityまとめ

さて、新進気鋭の暗号資産(仮想通貨)aeternityについて少しはわかってもらえたでしょうか?

特徴を軽くまとめると

高速軽量処理が得意

性能が高く従来の多くの問題を解決している

まだまだこれからに期待なコイン

といった感じでしょうか。

ビットコインやイーサリアムだってはじめは怪しい、流行るわけがないと言われていたのです。aeternityが将来的に普及していくかはわかりませんが、ここから伸びていくにしろ停滞していくにしろ依然として注目に値するコインだと思います!