こんにちは、コインパートナーです。5月19日週のビットコイン(BTC/USDT)相場分析と展望をお伝えしていきたいと思います。

先週のビットコインは101,000ドルから104,000ドルのレンジ相場を形成しておりましたが、レジスタンスを突破し107,000ドルまで急騰。続伸するとも見えましたが、最高値付近でもあるため売却圧力が強く下落しています。先週も陽線で終わったことで6週連続で週足が陽線となりました。高値圏での6週連続陽線は4年以内では起きたことがないほど稀です。このまま上昇しATHを目指すのか、考察していきます。

ビットコインテクニカル分析

BTC/USDT週足チャート

BTC/USDT4時間足チャート

今週のエントリーポイント

今朝ビットコインは107,000ドルまで急騰し、利益確定売りにより下落する展開です。利確売りの下落勢いが強いことと高値圏であることから、三尊形成からのサポートラインを割れる展開を想定しています。105,000ドルあたりまで反発上昇してからのショートを狙っていきたいチャートです。一方継続上昇する場合は107,000ドル上で価格が定着する必要があるため、ショートする際はその価格帯の値動きを見てショート撤退かどうかを判断していく必要があります。いずれにせよボラティリティは非常に高いため、ハイレバレッジの取引は控えるほうが賢明です。

MAは中長期時間が上向きであるため、三尊天井をつけたとしても一旦93,000~98,000ドルへの下落後は再度上昇し最高値を目指す展開になると想定しています。

今週の注目の注文ポイントについて解説します。

理想のショートシナリオ展開
  • エントリー
    105,000ドル売り注文
  • 利益確定
    98,000USDTで利確
  • 損切り
    107,000USDT定着で損切り

相場一言アドバイス

利確は大正義である理由

ビットコインのトレードにおいて、含み益はあくまで未確定の幻想にすぎません。チャート上で資産が増えて見えても、実際に利確しない限り、それは何の価値も持たない数字です。とくにビットコインのようにボラティリティが高い市場では、数分の値動きで含み益が一気に消えることも珍しくありません。

多くのトレーダーが陥るのは、「もっと伸びるかもしれない」という“欲”の罠です。利確のタイミングを見送り、結果的に利益を減らしたり、最悪マイナスに転じてしまうことさえあります。たとえ一時的に5万円の含み益が出ていても、それを逃して損切りになるなら、それは「勝ち」ではなく「負け」です。

重要なのは、利確においても事前のルールを持つことです。目標リスクリワードに達したら利確、直近高値付近で半分利確、強い売りシグナルが出たら即利確——このように、自分なりの利確基準を明確にしておくことで、感情に流されず安定した収益を積み上げられます。また、利確によって得られるのは利益だけではありません。心理的にも勝ちを確定することで安心感が生まれ、次のトレードにも冷静に向き合うことができます。一方、含み益に過剰な期待を抱いたまま失ってしまうと、自信を喪失し、その後のトレード判断にも悪影響を及ぼします。

結局のところ、トレードの成果は「いくら取れたか」ではなく、「どこで確定したか」にかかっています。利確が上手な人ほど、長く相場に残り、資金を着実に増やしています。含み益は幻。利確して初めて利益。――この原則を忘れずに、着実なトレードを心がけましょう。

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