戦略まとめ

ビットコインテクニカル分析

BTC/USDT日足チャート

BTC/USDT4時間足チャート

上昇シナリオ

結論:3つのMAが全体的に上に転じれば、押し目買いが狙える状況

休日から本日にかけてのビットコイン相場は、過去に強く意識されていた60,700ドルラインで価格が推移する展開が続いた。

このライン付近を大きく超えないということは、ここをポイントに「新規売り注文+買いポジションの決済」が集まっている=投機筋が意識している。ということなので、今後の上昇トレンドを狙っていくには、このラインを大きく上振れできるかがカギになる。

コインパートナーとしては、本日のUS時間に掛けて新規買いポジションが増加し、このラインを超えていけば、それに伴いMAも上向きに修正されるので期待値の高い押し目買いが狙えると見ている。

エントリー:3つのMAが上向きの状態で、1時間足レベルの押し目買いを形成したとき(62,000ドル付近)
利確:63,160ドルで反発されたとき
損切り:エントリー時の直近安値を実体で超えたとき

下落シナリオ

結論:15分足レベルで戻り売りを形成したときにショートエントリーが検討できる

現在の15分足を見てみると、60,700ドルの反発によって15分足は下落に優勢のMA状況が形成されている。そのため、本日のUS時間に掛けて戻り売りを形成すればショートエントリーが狙えるだろう。

ただし、現在のビットコイン相場は日足・4時間足・1時間足で相場の方向性が定まっていない=多くの投機筋もどのポイントが期待値の高いエントリーになるのかわからない=相場の不安感がある状態。

そのため、15分足でショート絵を検討する際には、通常よりも低い取引数量(Lot数)で参加することをオススメする。

またエントリーの際に「SQS_MOM」インジケーターのような相場の強弱を測るインジケーターが、活発であればなお期待値の高いショートエントリーになるだろう。

エントリー:15分足レベルの戻り売りを形成したとき(58,000ドル付近)
利確:54,260ドルで反発されたとき
損切り:エントリー時の直近高値を実体で超えたとき

注目ニュース&相場一言アドバイス

今後のトレンドは60,700ドルの上振れがカギ

先週末から本日までのビットコインの動きを見てみると、60,700ドル付近で小幅のレンジ相場が続き、短期足でも相場がどちらに動くのかが定まらない展開になった。

この大きな要因として考えるのが「日足・4時間足・1時間足」の相場の方向性が定まっていないことが挙げられる。

現在のこの3つの時間足チャートを見てみると、長期MAが上向きを指しているのに対して、短期・中期MAが下向きを指している。

このような状況だと中長期的な利益を狙うスイングトレーダーと短期的な利益を狙うデイトレーダーで対立することになるため、エントリーした後に予想外の動きをしてしまう可能性がある。

このように、現在のビットコインには不信感があるため、今後の相場でロングを狙うのであれば60,700ドルの上振れからの押し目形成が大きなカギになるだろう。