結論:4時間足レベルの価格調整を狙った買いが検討できる
本日のBTC相場は、54,260ドル付近でマチマチの展開(買いと売りがぶつかり合う展開)から、大きく上振れしたので相場が全体的に価格を戻そうとしていることが予測できる。
今回の上振れによって、投機筋は54,260ドル付近でのサポート力が強いことが認識できたため、今後の相場で下落が発生したとしてもこの値付近で値動きが一服する可能性は高い。
現在の15分足を見てみると、短期・中期MAが上向きになっている。しかし、現在の20MAが80MAに対して少し大きく開いてしまっているので、56,600ドル付近まで一時的に戻してくる可能性が高い。
このような局面になれば、15分足レベルでの押し目買いが狙いやすくなるので、短期MAが中期MAに対して拡大の動きを見せてきたタイミングで小利幅のロングが検討できるだろう。
エントリー:15分足レベルで押し目買いを形成したとき(57,000ドル付近)
利確:63,160ドルで反発されたとき
損切り:エントリー時の直近安値を実体で超えたとき
結論:54,260ドルを完全に下振れたタイミングでショートが狙える
現在の1時間足を見てみると、先日からの短期的な上昇トレンドを受けて短期・中期MAは上向きに転換し始めている=買いの勢いが強まってきている。
そのため、本日中にショートエントリーを狙う場合は”US時間に掛けて、長期MA(57,000ドル付近)にタッチしたと同時にMAが下向きに転じる”ことが重要になる。
この動きを確認せずにショートエントリーをしてしまうと、現在の価格調整を意識した買い勢力の方が優勢の展開になる可能性が高くなってしまう。
そのため、短期・中期MAが下向きに転じ、54,260ドルを下振れたと同時に戻り売りを形成していけば、期待値の高いショートエントリーができるだろう。
エントリー:1時間足レベルの戻り売りを形成したとき(54,200ドル付近)
利確:50,000ドルで反発されたとき
損切り:エントリー時の直近高値を実体で超えたとき
本日のビットコイン相場は、日経平均大幅下落に伴う仮想通貨市場の下落から、価格が徐々に戻してきている展開。
現在は65,000ドル台までは届いていないものの、週足レベルの抵抗サインを多くの投機筋が上昇トレンドの良い材料として意識しているよう。
今週は明日に掛けて重要経済指標の発表を控えていないが、現在のビットコイン相場を含めた金融市場はFRBの利下げ観測材料になる指標発表やコメントに敏感に反応する可能性がある。
そのため、ポジション保有しているトレーダーは、常にファンダメンタルに警戒しつつも決済判断を行うことがカギになるだろう。
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著者: CoinPartner 編集部 Kawakami