結論:短期・中期MAが上に修正されれば、ロングエントリーが検討できる
本日のBTC相場は、日銀の大幅下落に伴う仮想通貨市場の下落トレンドを戻そうと、ゆったりとした上昇トレンドが継続する展開になっている。
この上昇の動きによって中・長期MAの角度もゆったりしてきたので、ここからさらに上昇が継続されていき、短期MAの上昇が進行していけば、それに伴い中期MAも転じる可能性が高い
コインパートナーとしては、中期MA(赤ライン)が上向きに転じ、値動きが57,000ドル付近を完全に上振れれば、そこから長期の買い勢力による買い増しが集中=中期的な上昇トレンドになると見ている。
エントリー:15分足レベルで押し目買いを形成したとき(58,000ドル付近)
利確:63,160ドルで反発されたとき
損切り:エントリー時の直近安値を実体で超えたとき
結論:54,260ドルを完全に下振れたタイミングでショートが狙える
現在の1時間足を見てみると、短期MAが上向きに転じているものの、中・長期MAは継続的に下向きなので58,000ドル~60,000ドル付近で反発下落が発生する可能性がある。
ただし、コインパートナーとしては「今後ビットコインが大きく下落する可能性は低い」と見ている。その大きな要因として「週足の下ヒゲによる反発力」がある。
現在の週足を見てみると、日経平均の下落に伴いビットコインも下落したものの、これまで週足レベルのレンジ相場とされていた54,260ドルをまたしても超えない状況になっている。
これほど、週足レベルで長期トレーダーが反発を示しているのであれば、このまま長期目線に多くのトレーダーが向いていって、最終的には下落前の位置まで戻る可能性が高い。
そのため、ショートの戻り売りを検討する場合は、通常よりも少しリスク管理をしたLot数で参加することをオススメする。
エントリー:1時間足レベルの戻り売りを形成したとき(54,200ドル付近)
利確:50,000ドルで反発されたとき
損切り:エントリー時の直近高値を実体で超えたとき
本日は、先日の日経平均大幅下落に伴う仮想通貨市場の下落トレンドの勢いが戻され始めている。いまだ65,000ドル台までは届いていないものの、週足レベルの抵抗勢力があることを多くのトレーダーが上昇トレンドの良い材料として意識しているようだ。
また、現在は「FRBによる量的緩和政策が8月中に行われる可能性が高い」という情報が回っていることにも注目できる。
もし、この予測通りにFRBによる大規模な量的緩和政策が行われれば、円高はさらに進行していくので、金融市場全体が荒れる可能性が高い。そのため、今後の仮想通貨市場を予測する際にはファンダメンタルにもよく注意することをオススメする。
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 Kawakami