結論:15分足の短期足MAが上に転じればロングが狙えるが、リスクの高い買いエントリーになる
本日のBTC相場は”日銀の利上げに伴う、日経平均の歴史的下落”が発生したことで、仮想通貨を含むリスク資産市場が大幅に下落することになった。
この大幅な下落によって、これまで形成されてきていた上位足の買いトレンドは一気に崩れ、現在1時間足と4時間足チャートは完全に下落優勢の状況。
今後の相場で買いエントリーを検討する場合は、短期足MAが現在値と大きく乖離していることから、価格調整を意識した短期的な上昇を狙うことになる。
ただし、価格調整による一時的な上昇を狙うにしても、現在は圧倒的に下げに優勢なので、かなりリスクの高いエントリーになるだろう。コインパートナーとしては、ショートエントリーに集中することをオススメする。
エントリー:15分足レベルで押し目買いを形成したとき(55,000ドル付近)
利確:57,000ドルで反発されたとき
損切り:エントリー時の直近安値を実体で超えたとき
結論:1時間足レベルで、期待値の高い戻り売りが検討できる
現在の1時間足を見てみると、3つのMAが下向き=下落優勢の展開になっているので、1時間足レベルではショートが優勢の展開になっている。
また4時間足も3つのMAが下向きに転じており、日足もMAを完全に下振れているので、中期的な下落トレンドになっていくことに期待ができる。
現在の1時間足と4時間足を見てみると現在値が短期MA(青ライン)と大きく離れている(乖離している)ので、一時的な上昇トレンドによる乖離を埋める動きが予測される。
しかし、その後は54,260~57,000ドルで反発下落が発生する可能性が高い。そのため、この値付近で反発が発生し、下落ダウトレンドを形成していけば、期待値の高いショートエントリーが検討できるだろう。
エントリー:63,200ドルを下振れた後に戻り売りを形成したとき(52,650ドル付近)
利確:下落ダウがブレイク(安値切り上げ→高値越え)したとき
損切り:エントリー時の直近高値を実体で超えたとき
本日は、先週から大きく影響されている”日銀の利上げによる円買い”の勢いが全く衰退することなく、日経平均株価は歴史的な大幅下落を記録し、それに伴って仮想通貨市場などのリスク資産から多くの投資家が逃避することになった。
今回の下落を受けて、ビットコイン相場の上位足テクニカルは買いから売りに転じる可能性が高く、今後はこれまでの買いの勢い通りに上昇トレンドが形成されていく可能性は低い。
そのため、ビットコインが再度65,000ドル台に戻るには中期的な時間がかかるだろう。現在の仮想通貨市場を含めた金融市場はかなりファンダメンタルにも敏感になるので、常にリスクを警戒することが大事になる。
取引高 | +201.15% | $163.31B |
未決済建玉(OI) | -17.00% | $26.87B |
オプションの出来高 | -39.73% | $625.97M |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $10.24B |
24時間の間に清算されたロング | $305.78M | |
24時間の間に清算されたショート | $61.56M |
参照:https://www.coinglass.com/ja/currencies/BTC
参照:https://www.coinglass.com/tv/Binance_BTCUSDT
24時間ロングボリューム | +209.39% | $76.52B |
24時間ショートボリューム | +211.98% | $82.35B |
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 Kawakami