結論:15分足の短期足MAが上に転じればロングが狙えるが、本日中にエントリーができる可能性は低い
本日のBTC相場は、先日のシナリオ通りに63,160ドルと65,550ドルの間を行き来するレンジの展開となった。
また、現在は21時30分発表の米国GDPによる短期的な急変動を懸念して、多くの投資家が様子見の姿勢を継続している。
現在の15分足の状況からロングエントリーを検討する場合は、MAが上に転じて押し目を形成するまで待つことになるが、様子見姿勢を含め相場が大きく動く可能性は少ない。
コインパートナーとしては、現在は短期的な下落の方が狙える状況なので、本日中にロングが狙える展開になる可能性は極めて低いと考える
エントリー:15分足レベルで押し目買いを形成したとき(65,000ドル付近)
利確:65,540ドルで反発されたとき
損切り:エントリー時の直近安値を実体で超えたとき
結論:63,160ドルまでを完全に下振れした後に戻り売りを意識したショートが検討できる
現在の1時間足を見てみると、3つのMAが下向き=下落優勢の展開になっているので、1時間足レベルではショートが優勢の展開になっている。
ただし、大きな懸念点として「上位足が引き続き上昇優勢の状況」が挙げられる。4時間足を見てみると63,200ドル付近で上位足反発ラインと上向き200MAポイントが重なることが大きなカギになる。
コインパートナーとしては、この値付近にタッチしたタイミングで長期トレーダーによる上昇圧力が集まり、反発上昇が発生する可能性が高いと見ている。
そのため、今後のビットコイン相場でショートを狙う場合は、63,200ドルラインを完全に下振れ、その後に戻り売りを形成したときに期待値の高いショートが検討できるだろう。
エントリー:63,200ドルを下振れた後に戻り売りを形成したとき(62,600ドル付近)
利確:62,000ドルで反発されたとき
損切り:エントリー時の直近高値を実体で超えたとき
本日は21時30分に、重要経済指標の”米国GDP”が発表されるので、多くの投資家が様子見姿勢を継続しているようだ。
今週のビットコイン相場は、まず初めに日銀が利上げを決定したことで円の買いが一気に加速=仮想通貨市場は、下落する展開になった。
また、FRB政策金利では、パウエル議長が「次回以降のFRBで利下げを始める可能性」を示唆したことで、日米金利差の縮小を意識した”安全資産の円への逃避行動”が急増。
このような安全資産に逃げる動きが増える状況では、リスク資産の一部である仮想通貨市場は、マイナス要因として考えられ、さらに下落が加速したようだ。
このように、現在の仮想通貨市場はファンダメンタルによる影響を強く受けているため、今後のビットコイン市場でエントリーする際は、いつも以上にファンダメンタルを気にするなどの、リスク管理をする必要があるだろう。
取引高 | +23.82% | $81.62B |
未決済建玉(OI) | -1.47% | $34.60B |
オプションの出来高 | -39.73% | $625.97M |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $10.24B |
24時間の間に清算されたロング | $41.54M | |
24時間の間に清算されたショート | $29.77M |
参照:https://www.coinglass.com/ja/currencies/BTC
参照:https://www.coinglass.com/tv/Binance_BTCUSDT
24時間ロングボリューム | +20.66% | $37.31B |
24時間ショートボリューム | +17.23% | $39.40B |
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 Kawakami