【相場分析】ビットコイン(BTC)今日の予想｜シナリオ通りのショートで利益を得たが、その後は米小売売上高の結果を待つ慎重姿勢が継続

戦略まとめ

ビットコインテクニカル分析

BTC/USDT日足チャート

BTC/USDT4時間足チャート

上昇シナリオ

結論：テクニカル的には本日に掛けてロングを狙えないが、米小売売上高の結果次第では200MAを上振れる可能性アリ

現在の1時間足を見てみると、先日のシナリオ通りに1時間足で戻り売りを形成した後に短期足でダウブレイクとなり下落したものの64,610の買い勢力による抵抗を受けて決済が集中する展開となった。

今回のこの動きから、64,610ドル付近での買い抵抗力が改めて示されたため、上昇トレンドが発生するチャンスは引き続きあることが分かったが、現在の1時間足チャートは昨日に引き続き中々ロングエントリーが検討できない状況にいる。

今後の展開でロングを狙う場合にはまず、200MAを上振れし、短期足MAが上昇トレンドに転換する必要がある。しかし、本日は21時30分に米小売売上高を控えているため、結果次第ではこのMAを上振れする可能性は十分にあるだろう。

しかし、今後もロングでのエントリーを狙いトレーダーは、重要経済指標の結果次第では64,610ドルを実体越えする可能性もあるということを忘れてはいけない。そのため、ロングを狙う場合は米小売売上高発表後の展開から狙う方がリスク管理ができる。

これまで何度も伝えているように、重要経済指標の発表前は短期トレーダーがメインの相場＝期待値の高い展開とは逆の方向に行く可能性が通常より高い。そのため、エントリーをするのであれば重要経済指標の後にすることがカギとなる。

エントリー：200MAを上振れた後に、押し目を形成したとき(67,150ドル付近)
利確：68,660ドルで反発されたとき
損切り：エントリー時の直近安値を実体で超えたとき

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下落シナリオ

結論：1時間足でのショートエントリに期待値が高い展開だが、エントリーする場合は雇用統計発表後にするのがベスト

先週はシナリオ通りに、価格が一時的に戻した後に67,140で上ヒゲを残して戻り目を形成したため、上昇ダウのブレイク66,200ドルでのショートエントリーができる展開となった。

その後の価格推移も、シナリオ通りに65,200ドル付近で下ヒゲを残して反発する動きが確認できたのでそこで65,200ドル付近での利確となった。

その後の値動きに関しては、本日の21時30分発表の米小売売上高発表を懸念した様子見の姿勢が継続され、レンジ相場が続く展開となった。

しかし、1時間足を見てみると、現在も引き続き売り優勢の展開となっており、小売売上高の発表後の動き次第では再度戻り売りでのエントリーが検討できる展開なので、US時間に掛けてショートエントリができる可能性は十分にある。

予測できるシチュエーションとしては、66,350ドルもしくは下向き200MAにタッチした後に反発下落し、上昇ダウをブレイクしたタイミングでのエントリーとなるだろう。ただし、エントリー後も64,610ドルでの買い抵抗が待っているため、早い段階での利確を行うことがカギとなる。

エントリー:66,700ドルで上ヒゲを残した後に、戻り売りを形成し、上昇ダウをブレイクしたとき(65,700ドル付近)
利確：64,610ドルで反発されたとき
損切り：:エントリー時の直近高値を実体で超えたとき

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注目ニュース＆相場一言アドバイス

先日のエントリー

シナリオ通りのショートで利益を得たが、その後は米小売売上高の結果を待つ慎重姿勢が継続

本日は21時30分に米小売売上高の発表を控えており、今回の結果が予想値を超えた場合には強い経済指標と見なされ、消費者の購買意欲が高い＝リスクオンの流れによる株式・仮想通貨の上昇の可能性がある。

一方で、結果が予想を下回ってしまった場合には、景気衰退によるFRBの利上げ化の可能性＋投資家たちのリスク回避の動きによって仮想通貨市場はさらに下落が加速していく可能性が高い。

今回の重要経済指標の結果値次第では、市場が一時的に大きな変動を起こす可能性が十分にあるので、投資家は発表前にエントリーするのではなく、発表後からトレンドを分析し、参入することをオススメする。

デリバティブ基本データ

参照：https://www.coinglass.com/ja/currencies/BTC

ファンディングレート(FR)・未決済建玉(OI)分析

参照：https://www.coinglass.com/tv/Binance_BTCUSDT

ロングショート比率

参照：https://www.coinglass