結論:本日はエントリーしないほうがイイ!
本日は21時30分の米消費者物価指数と3時のFRB政策金利の結果による大きな変動を懸念し、多く投資家は様子見の姿勢を取っていたことが、この記事の下部に表示されているデータからも確認できる。
ここ最近の相場で、買いと売りのボリュームが1.5B台になるのは全くなかったほどの低水準なので、多くの投資家が今回の重要経済指標で水平線関係なく、激しく動くと考えているだろう。コインパートナーも彼らと同じ姿勢を継続していく予定だ。
これほどの、低いボリュームと重要経済指標を控えている状況では、テクニカルによる相場分析は関係なく動く可能性が高いので何とも言えない状況だが、重要経済指標字でも1つ注目すべきポイントはある。
それは上位足の水平線だ。
これまでの経験から重要経済指標によって大きな変動があった際には水平線で価格調整が発生することが多かった。そのため、今回であれば日足ライン64,610ドル付近での値変動を見て上昇トレンドの様子を確認することをオススメする。
エントリー:3MAが上向き修正され、上位足のトレンドに沿って押し目を形成したとき(70,800ドル付近)
利確:71,240ドルで反発されたとき
損切り:エントリー時の直近安値を実体で超えたとき
結論:ファンダが下落優勢の展開となった場合、66,350ドルを超えてからの勢いに注目しておくことがカギ!ただし価格調整の可能性があるので、もし売りエントリーを検討するなら小Lot
ここまでの、ファンダ結果を見てみると米雇用統計が予想以上の上振れを見せていたことなど、FRBが年内利下げする可能性が低いとの見方を強める結果が続いており、仮想通貨市場にはネガティブな要因となっていた。
しかし、一部では本日のCPIの予想を下回る結果によってFRBが景気を戻すために年内利下げを検討する可能性があるとの見方もあり、パウエル議長を含め市場全体が微妙なアメリカ経済状況に悩ませられている。
今回のファンダは朝方に掛けて発生するため、投資家にはできる限り本日中のエントリーは避けることをオススメする。先ほども伝えたように現在の市場は予測が難しい状況だからだ。
そのため、エントリーポイントは記載するものの、ショートで参入する場合は明日のお昼以降にしたほうがイイだろう。
※今回の相場状況でのコインパートナーの立ち回り方は、下記のボタンから確認してください
エントリー:MAの乖離を意識して、戻り売りを形成したあとに、MAが再度拡大の動きを見せた時(65,600ドル付近)
利確:64,610ドルで反発されたとき
損切り::エントリー時の直近高値を実体で超えたとき
ここまでの相場分析と本日の市場データからわかるように、本日は朝方に掛けて予想外の変動が発生する可能性が高いことをよく覚えておく必要がある。
今回のファンダで今後のアメリカ経済状況を確認したい方は下記に沿って、考えることをオススメする
①米CPIの結果で今後のアメリカ経済の景気状況を把握(もし予想以上であれば過度のインフレ=年内利上げの可能性もある)
②CPIによってFRBの年内利下げの可能性を求め、もし利下げを行う可能性が低いと見れたら仮想通貨市場からは、回復するまで離れておく
③仮想通貨市場が、68,000ドル台に回復してきたときに、再度中期的な上昇を狙ってエントリーを決めていく
以下のように、時間をかけて短期的に無理なリスクを取ろうとせず、チャンスある部分のみで取引していくまでのステップが現在の状況では有効な立ち回り方になるだろう
取引高 | +3.41% | $51.13B |
未決済建玉(OI) | -2.63% | $35.52B |
オプションの出来高 | -39.73% | $625.97M |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $10.24B |
24時間の間に清算されたロング | $31.25M | |
24時間の間に清算されたショート | $14.06M |
参照:https://www.coinglass.com/ja/currencies/BTC
参照:https://www.coinglass.com/tv/Binance_BTCUSDT
24時間ロングボリューム | -23.87% | $1.55B |
24時間ショートボリューム | -30.58% | $1.54B |
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 Kawakami