先日はECB政策金利により、短期的な変動が発生したものの、その後は上向き80MA(赤ライン)できれいに押し目を形成したことで、ロングエントリーが検討できる展開となった。
今回のエントリーは短期MAが拡大の動きを見せたことでさらに期待度が増したため、今後は日足抵抗71,400ドルまで向かう可能性が高いと見ている。
※エントリー・利確・損切りポイントの詳細解説や「なぜ、ここでエントリーなのか?」の解説は、この記事のボタンを押すと確認できます。
しかし、今回のエントリーで注意すべきポイントが1つあり、それは「本日の夜にかけて米雇用統計発表が控えている」ことだ。今回の指標発表では、再度仮想通貨市場の一時的な変動を起こす可能性が高い。
ただ、テクニカル目線では上位足のチャートを含め、上昇トレンドに優勢な展開となっているので、中期的なロングには期待ができるだろう。
エントリー:1時間足チャートで80MAで押し目を形成した後に、安値切り上げ→直近高値更新をした時(70,970ドル→現在も小lotで保有中)
利確:71,400ドルで反発されたとき
損切り:エントリー時の直近安値を実体で超えたとき
結論:現在も、テクニカル目線ではショートのエントリーには期待できない展開が続いているため、下げ相場を狙っていく場合は、米雇用統計発表後の短期足での小lotエントリーになる
現在の1時間足は、先日と同じように買い優勢の展開になっているものの、相場全体としては”米雇用統計”の発表を控えて慎重姿勢が継続していることが確認できる。
ここ最近の重要経済指標発表後は一時的な変動が大きいため、多くの投資家はそれを見越してエントリーを控えているようだ。
先ほども言ったように、現在のテクニカルでは中々ショートを検討できる展開ではなく、本日に掛けてMAがショート側に転換していく可能性はないので、期待値の高いショートを検討するのは来週以降となりそうだ。
エントリー:1時間足80MAとの乖離を狙って、短期足で下落トレンドを形成したとき
利確:200MAで反発されたとき
損切り::エントリー時の直近高値を実体で超えたとき
米労働統計局が発表する5月の雇用統計は、雇用者数の増加が4月と比較して回復するものの、労働市場の鈍化傾向も示すと予想されている。
非農業部門雇用者数は18万人の増加が見込まれ、平均時給の増加率は前年同月比3.9%と低い水準にとどまるとされる。
もし、今回の雇用統計がこの予想値通りになった際には、FRBが年内利下げを急ぐ必要はない=株式と仮想通貨市場にはポジティブにはならないため、一時的な下落が発生するかもしれない。
ただし、現在のビットコイン相場はテクニカル的には買い優勢なので、一時的な下落を埋める可能性があるため、来週にかけてもエントリーできる可能性は十分にあると言える。
取引高 | +5.07% | $42.05B |
未決済建玉(OI) | +0.23% | $37.99B |
オプションの出来高 | -39.73% | $625.97M |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $10.24B |
24時間の間に清算されたロング | $17.45M | |
24時間の間に清算されたショート | $9.73M |
参照:https://www.coinglass.com/ja/currencies/BTC
参照:https://www.coinglass.com/tv/Binance_BTCUSDT
24時間ロングボリューム | +14.56%% | $19.20B |
24時間ショートボリューム | +26.77% | $20.65B |
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 Kawakami