ナイジェリア証券取引委員会(SEC)が、仮想通貨取引所および関連企業への手数料の改正案を提出している。
同国は先日、入国した大手仮想通貨取引所バイナンス幹部2名を拘束している。

仮想通貨取引所への手数料を引き上げか

ナイジェリアSECが、仮想通貨サービスを展開する企業に対しての規制の一環として、手数料の大幅な引き上げを検討している。
提案された新しいガイドラインでは、仮想通貨取引所の登録手数料が3,000万ナイラ(約277万円)から1億5,000万ナイラ(約1,387万円)と5倍もの引き上げとなる。
また、仮想通貨取引所・プラットフォーム・カストディアンの申請料は、10万ナイラ(約9,200円)から30万ナイラ(約27,700円)に引き上げとしている。

当局は今回の修正によって、業界関係者からの意見を取り入れ、透明性や効率性、安全性の高いエコシステムを促進することを目指しているようだ。

バイナンスへの対応

ナイジェリアでは仮想通貨取引所バイナンスが追跡不可能な資金を海外へ流出させたとして、同取引所への圧力を高めている。
その中で、2月26日には同国に入国したバイナンスの職員2名の身柄を拘束するという事件が発生した。

そのうちの1名で米国籍のティグラン・ガンバリャン氏について、米デジタル商工会議所がバイデン政権に対してあらゆる外交手段を使うよう訴えている。
同会議所は今回の身柄拘束がバイナンスからの罰金を引き出すための誘拐であり、国際法に違反していると批判している。

私たちは、バイデン大統領と米国政府に、ガンバリャン氏の即時解放を確保するためにあらゆる外交手段を使うよう呼びかけます。
同氏の不当な拘束は、法的な問題以上のものであり、国民の尊厳と世界中の米国民の保護の問題です。

なおウォール・ストリート・ジャーナルによると、この2名は少なくとも審問のある3月20日までは拘束されることになるようだ。

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この記事はCryptopolitanの「NIGERIAN SEC PROPOSES HEFTY FEE INCREASE FOR CRYPTO EXCHANGE REGISTRATION」を参考にして作られています。