億万長者のマーク・キューバン氏は、著名なNFTマーケットプレイスであるOpenSeaがロイヤリティ・システムを無効にするという決定は大失策だと述べている。

OpenSeaのNFTロイヤリティ廃止は「大きな間違い」|マーク・キューバン氏

 

今週初め、OpenSeaの最高経営責任者であるデヴィン・フィンザー氏は、クリエイターの手数料は存続させるが、一方的な強制は止めると発表した。

フィンザー氏によると、この動きは"(OpenSeaの)エコシステムを推進する選択肢と所有権の原則をよりよく反映する "ものだという。

最近のスレッドで、OpenSeaに投資しているキューバン氏は、ロイヤリティを徴収して支払わないという新しい方針は、業界とNFTプラットフォーム自体の両方に害を及ぼす悪い動きだと述べている。

「OpenSeaの投資家として言うが、NFTの売上からロイヤリティを徴収せず、支払わないというのは、OpenSeaの大きなミスだ。NFTプラットフォームに対する信頼を低下させ、業界を傷つけることになる。購入者は、購入する前にロイヤリティがいくらか知っている。クリエイターはロイヤリティをゼロに設定できる。彼らはNFTをミントするスマートコントラクトの一部なのだ。(ロイヤリティ廃止は)賢明ではない。」

このビジネス界の大物は、コンテンツクリエイターとOpenSeaの双方が報酬を得る方法があるとして、このシステムがどのように機能すべきかについて自身のアイデアを披露した。

「ロイヤリティを支払うNFTは取引を無料にし、ロイヤリティの何パーセントかを手数料として取る。オリジネーターはロイヤリティの大半を受け取ることができ、何もしないよりは明らかに良い。OpenSea にはおそらく(取引)手数料よりも良い金額が支払われる。」

キューバン氏は、クリエイターへのロイヤリティを支持する理由として、コンテンツクリエイターが二次市場で製品を販売されたとしても、継続的に報酬を得ることができるからだと言う。

「それは、クリエイターが将来の販売で報酬を得ることができるユニークな機会を生み出すからだ。教科書は転売される。著者や出版社は何も得られない。その結果、新刊本はボロボロになるまで売られ、転売されるとわかっていながら、高い値段をつける。DRM(デジタル著作権管理)とリーダーを組み込んだ印税付きNFTにすれば、教科書の価格は驚くほど下がる。」

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