マスターノードについてあなたはどのくらい知っていますか?
「名前くらいは聞いたことはあるけど、やり方が面倒そう・・・」
「儲かるっていう話を聞くけど、実際そんなに儲かるの?」
このような方が多いのではないのでしょうか。
この記事ではマスターノードの意味から実際に建てる方法までわかりやすく解説します!
さらにマスターノードを建てるメリットやデメリット、あなたに向いているかどうかもわかるように書いているので、マスターノードに少しでも興味がある人のあらゆる疑問を解決します!
まずノードの意味から説明します。ここではビットコインを例にとります。
ノードとはビットコインのネットワークに参加しているあらゆる端末のことを指します。全てのノードは基本的に平等ですが、ビットコインが成立するためには全てのブロックチェーンの記録を持つノードや、取引の承認をするノードが必要となります。
取引の承認、つまりマイニングをすることで報酬がもらえることは皆さんもご存知でしょう。有志によるマイニングとマイナーへの報酬によりブロックチェーンは成り立っています。
次にマスターノードの説明です。ここではDASHコインを例にとります。
DASHコインの承認作業はマスターノードだけが行い、マスターノードを運営することで報酬がもらえます。ビットコインの承認作業がたくさんのノードが競い合って行われているのに対し、DASHコインの承認作業はランダムに選ばれたマスターノードにより行われています。あらかじめ承認作業をするノードが決まっているため、承認スピードが格段に早いのです!
ただしマスターノードになるには一定枚数以上のコインを持っていることとPCを24時間起動させておくという条件があり、これはマスターノードが正しく機能するために必要なことなのです。
マスターノードとマイニングの他に、NEMのハーベストもよく似た仕組みですね。
NEMはPoI(Proof-of-Importance)というアルゴリズムを採用しており、ユーザーの重要度がNEMの保有量や取引頻度などから決まり、ハーベストとはこの重要度が高いほど報酬がもらえるという仕組みです。
ただし、NEMにもスーパーノードというマスターノードとほぼ同じ仕組みも存在します。
それではマイニング、マスターノード、ハーベストを比較したいと思います。
取引承認方法 | マイニング(BTC) | マスターノード(DASH) | ハーベスト(NEM) |
---|---|---|---|
承認スピード | 10分 | 4秒 | 1分 |
必要コイン | コインは必要なし! | かなり多くのコインが必要 (DASHでは1,000枚、約3,000万円) |
少額のコイン (NEMでは10,000枚、約40万円) |
必要機材 | マイニング用の高性能コンピュータ | 一般的なPC(24時間起動) | 一般的なPC (Nano Walletをインストール) |
マスターノードに必要なコインが多すぎる!と思った方も多いでしょうがご安心ください。
現在10万円以下でマスターノードを建てられる通貨もありますので後で詳細をお伝えします!
はじめに資金さえ用意できれば特別なコンピュータも必要なく、PCを起動させておくだけで報酬が得られるのでとても楽ですね。
ハーベストについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参照してください。
目次そもそもNEMとは【NEMのハーベスト(収穫)とは】マイニングとどう違う?【ハーベストのやり方 】実際にハーベストをしてみよう!【ハーベストの実績】結果的にどのくらい儲かるの?【ハーベストのしくみ】XEMはどのように分配されてるの?ハーベストのデメリットNEMのハーベストに関するQ&Aまとめ そもそもNEMとは NEM(ネム)とは、New(新しい)Economy(経済の) Movement(動き)の略称です。NEMは2014年にスタートしたプロジェクトで、基軸通貨としてXEM(ゼム)を用い、独自のブロックチェーンを暗号資産(仮想通貨)だけでなく様々な事に活用しようとしています。まさにその名の通り「新たなムーブメント」を起こそうとしているのでしょう。 NEMは、ハーベスト(ハーベスティング)という独自のブロックチェーン承認過程を採用していることでも話題となっています。では今回はその「ハーベスト」について詳しく見ていきましょう! NEMのホームページはこちら 「まずNEMって何?」という方はこちらの記事をご覧ください。 NEM/XEMとはどんな暗号資産(仮想通貨)なのか?チャート・将来性や仕組みを解説!NEMは、ブロックチェーン技術を利用した様々なサービスを提供する革新的なプラットフォームです。この先にカタパルトという大型のアップデートも控えCOMSAとの連携もあるため、将来性も抜群です。PoI、ハーベストなどの仕組みも詳しく解説します!続きを読む 【NEMのハーベスト(収穫)とは】マイニングとどう違う? NEMのハーベスト(収穫)とは、NEMのブロックチェーン上で行われた取引を承認する作業です。約1分に1回行われ、ハーベストをした人には報酬が与えられます。 ここまで聞くと、じゃあビットコインとかのマイニング(採掘)と同じってこと?という疑問を持つ方もいるかもしれませんが、ハーベスティングとマイニングは根本的に違うしくみです! マイニングでは、Proof of Work(POW)という、採掘をした人に対して報酬が与えられるしくみが用いられ、実際に報酬をもらう(掘り当てる)ためには相当ハイスペックなコンピューターやそれを動かすための膨大な資金、電力が必要となります。 それに対してハーベストはProof of
一番気になるのは実際どのくらいの報酬がもらえるの?ってことですよね。
これはマスターノードを建てる通貨にもよりますし、報酬として得られる通貨の価値も変動するため一概には言えませんが、実際にマスターノードを建てている人の意見を見てみると毎月10%前後の報酬が得られる場合が多いようです。これは不労所得の利率としてはかなり高いと言えますね!
価格変動のリスクはありますが、マスターノードを建てるのに十分な資産がある人にはとても魅力的な報酬だと思います。
最大のメリットは何もせずとも報酬が得られる点につきます!
特別高性能なコンピュータなども不要で、条件のコインを購入できる資金さえあれば誰でもマスターノードが建てられます。
急激な価格の変動を考慮しない場合ですが、PCをつけておくだけで毎月10%程度の報酬が得られるのはかなり魅力的ですね。
マスターノードを建てる上でかかるコストは2種類あります。
1つ目は必要コインを買う資金です。マスターノードを建てている間は自由にそのコインを取引に使ったり出金したりすることができないので、マスターノードを建てるのに必要な資金以上にゆとりを持った資産が必要となります。
2つ目はPCを起動させておくのに必要な電気代です。これはPCのスペックなどにもよりますが、長期間PCを充電し続けるとかなりの電気代がかかることは当然ですよね。
マスターノードを建てると確実にコインの枚数は増えます。しかしコインの価値がそのままとは限りません。
例えば1DASHが40,000円の時に1,000DASHを4,000万円で購入したとします。
マスターノードを建て、1,000DASHが1,200DASHになりました。
この時1DASHが30,000円になっていると、1,200DASH=3,600万円しか返ってきません。
このようにマスターノードを建てたからといって確実に得をするとは限らないのです。
投資と同じように、しっかりと通貨について調べてから購入することが大切ですね。
マスターノードを建てられる通貨はDASH以外にもたくさんあります。
以下にマスターノードを建てられる通貨のうちオススメの通貨を厳選してまとめました!
参考までにMasterNodes.proでマスターノードを建てられる通貨と利率の一覧を見ることができます。
通貨名(通貨単位) | 必要通貨(日本円) |
---|---|
Dash(DASH) | 1000DASH(約3,000万円) |
Trigger(TRIG) | 1500TRIG(約60,000円) |
Monoeci(XMCC) | 1000XMCC(約15,000円) |
PACCoin($PAC) | 500,000$PAC(約250,000円) |
ChainCoin(CHC) | 1000CHC(約10,000円) |
ここではマスターノード初心者にオススメできる通貨を紹介します!
「安く始められる」「報酬が多く得られる」「発行元が信頼できる」の3点に絞って厳選し、ご紹介させていただきます!
Trigger(TRIG)は、マスターノードを建てられる通貨で有名かつオススメのコインです。スマートガンの管理のために開発された通貨ですね。
スマートガンの普及によっては今後価値が上がっていく可能性があるので要チェックです!
1500TRIG、現在約6万円でマスターノードを建てることができます!DASHの3000万円と比べると非常に安く始められますね。
報酬はAMMOという通貨で受け取ることができ、ひと月に保有TRIGの25%のAMMOを受け取ることができます。
AMMOの価値はTRIGの約25%(固定だったが変動するようになった)なので、毎月約6%を報酬として受け取ることができます。
例えば6万円でマスターノードを建てたとすると、月に約4000円、年間で4万円以上の報酬が得られます(価格変動は考慮していません)
年率約75%の利益が得られるので、DASHとAMMOの価格が安定している限り安定した報酬が得られるので非常にオススメです!
Monoeci(XMCC)はモナコで使用されることを目的としたコインです。取引資産としてではなくモナコでの日常生活の支払いに用いられることを目指し、モナコ公国と信頼を築きサポートを受けています。
1000XMCC、約15,000円でマスターノードを建てることができます!年間利率は約40%です。
現在Monoeciの価値は低いですが、将来的に価格の安定を目指しているので今のうちに購入しておくといずれ安定した収入が得られるようになるかもしれません!
マスターノードの利益率は非常に高く、放置しているだけでいいので初期費用が用意できる方にはおすすめです!
ただし、通貨の価格変動によっては損する場合もあるのでしっかりと通貨についてリサーチしてからマスターノードを建てるようにしましょう!