ゲーム会社のAtariが、プリントオンデマンド企業のPixelsとの提携を新たに発表した。

同社のNFTコレクションである「Atari NFT」を印刷し、「物理的な製品に変換」する機能を提供するという。

デジタルのNFTを「物理化」

ゲーム会社のAtariはこのほど、プリントオンデマンド企業Pixelsとのコラボレーションを通じて、同社のNFTコレクション「Atari NFT」の所有者が額入りのプリントやポスターを印刷できるようになったことを明らかにした。
Atari NFTの所有者は、イーサリアム・ウォレットをAtariPrints.comに接続することで、5種類のサイズが選択可能なNFTの「物理版」を作成することができる。

PixelsのCEOを務めるSean Broihier氏は、プレスリリースで以下のように述べた。

デジタル画像を物理的な製品に変換することが、まさに私たちの仕事だ。私たちは、何百万人もの独立系アーティストやグローバルブランドのために、プリントオンデマンド・ソリューションを構築してきた。Atariと提携し、NFT所有者がデジタル資産を物理的製品に変換できるようになれば、どんなことが可能になるのかをNFTコミュニティに示すことができることを非常に嬉しく思う。

またBroihier氏は、「最近のNFTにおける人気の上昇ぶりを考えると、当社の印刷機能をNFTコミュニティに拡大するのは自然nな流れだった」とも語っている。

Atariの創立50周年を記念したAtari NFTコレクションは「50 years of Atari」と名付けられ、同社開発のゲーム機であるAtari 2600をリスペクトして9月に発売された。
コレクションは2,600のアイテムで構成され、OpenSeaのフロア・プライス(最低価格)は現在0.0789ETH(約1.33万円)となっている。

Atariは長い間、Web3空間の推進者であり続けている。
昨年9月、Atariのブロックチェーン責任者を務めるManfred Mantchev氏は、DecentralandやThe Sandboxが構築した仮想世界に所有する仮想土地を活用したい考えを語った。

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