ラ・リーガが、ゴールを決めた時のサッカーボールをブロックチェーン技術を用いて追跡する新システムを導入することを発表した。
Gol-Ball社が提供するこのシステムにより、それぞれのボールが認証されることで、公式市場や抽選などで「特定のボール」を購入することができるようになる。
スペインのプロサッカーリーグであるラ・リーガが、ブロックチェーン技術を利用して、ゴールを決めた時に使用されたボールを認証するシステムを導入することを発表した。
システム導入のため、同リーグはGol-Ball社とすでに提携を始めている。
現在開催されているカタールワールドカップ後に使用される予定の新システムは、各試合で使用された各ボールを追跡し、それぞれを識別するために用いられる。
これまでは、それぞれのボールがローテーションで混ぜられており、このようなことは行われてこなかった。
ラ・リーガでアンバサダーを務める元サッカー選手のSamuel Eto'o氏は、この新システムについて以下のように語っている。
私がサッカー選手だった時は、ハットトリックを達成した場合のみボールを貰うのが普通だったが、それが実際に自分がゴールを決めたボールであるかどうかはわからなかった。もし、ゴールを決めたボールを特定することができたなら、私やチームメイトはそのボールをすべて手に入れたかった。
今月1日に発表されたプレスステートメントの中でラ・リーガは、認証を受けた「ゴールを決めたボール」は、1月に公開される「ファン参加型メカニズム」を通じて、すべてのファンが入手できるようになると説明している。
これは、サッカーボールの二次市場の確立を示唆しており、企業にとって、まったく新しいエンゲージメント及び収益の道を開く可能性がある。
ラ・リーガのエグゼクティブ・ゼネラル・ディレクターのOscar Mayo氏は以下のように語った。
これは、現実世界と仮想世界の懸け橋となるものだ。私たちラ・リーガは、ファンがお気に入りのクラブやアイドルとより感情的なつながりを得られる方法をイノベートし、提供することに誇りを持っている。
また、Gol-Ball社CEOのAndres Rodriguez氏はファンが「ゴールを決めたボール」をデジタルで所有することができるようになると話し、NFTの発行をほのめかした。
ラ・リーガは以前にもNFTベースのプラットフォームの立ち上げに関わっており、10月にはDapper Labsとパートナーシップを結び、NFTプラットフォーム「Laliga Golazos」をリリースしている。
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著者: CoinPartner 編集部 News_writer