ビットコインとアルトコインの下落相場は、取引所、融資プラットフォーム、市場など、主要なクリプト企業の人員レベルに悪影響を及ぼしている。

Open Sea が従業員を大量に解雇

NFTマーケットプレイス・OpenSeaは、木曜日に大量解雇を発表した。業界の歴史の中で最も不安定な時期に、他のクリプト企業と同じように人員を削減している。 

共同創設者兼CEOのデヴィン・フィンザー氏は、「Open Sea がスタッフの最大20%を解雇している」とTwitterに投稿。

従業員に伝えた長いメッセージの中で、デヴィン・フィンザー氏は「仮想通貨の冬と広範なマクロ経済の不安定性の前例のない組み合わせ」を非難した。 

「長期にわたる景気後退の可能性に備えて、会社を準備する必要がある」と彼は付け加えた。

従業員の解雇により、さまざまな仮想通貨の冬のシナリオ(現在のボリュームで5年)の下で複数年の事業継続ができるようになり、大量の解雇を1回だけ実行する必要があるという確信がOpen Sea にあるようだ。

人員削減は、仮想通貨市場の悲惨な状態を反映している。世界最大のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaが雇用を削減していたことは、いわゆる仮想通貨の冬の下降気流から安全な企業はないということをハッキリと示している。

Gemini、Crypto.com、BlockFi、Coinbaseなどが数百人の雇用を削減するなどクリプト会社での大量解雇がここ数か月で当たり前になっている。ある推定によると、クリプト会社は6月だけで1,700人の給与を削減した。

とはいえ、クリプト業界のすべての企業がスタッフを削減しているわけではない。大手取引所であるBinance、Kraken、FTXはそれぞれ、今後数か月以内に従業員を追加する計画を発表した。

 

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