Bored ApesMoonbirds、その他のトップNFTの価格は下がっている。

しかしNFTの買い手は掘り出し物を見つけているようで、全体の売り上げは増加傾向だ。

 

NFT取引量は前週比で54%増

暗号通貨市場はビットコインの16%、イーサリアムの18%下落し、過去24時間の全体的な価格は14%の低下となっている。

 

ETH価格の大幅な下落があり、NFTのコレクションも痛手を被った

しかし、驚くべきことに、NFTの取引量は過去24時間において急上昇しており、前週比54%増となっている。

これはNFTコレクターが価格の下落で割安感を感じている可能性もある。

 

NFTトップコレクションの価格は下落

仮想通貨市場の低迷の中、いわゆるブルーチップNFTコレクションはどこまで落ちているのか。

人気のBored Ape Yacht Clubのフロア価格(流通市場におけるNFTの最低価格)は約107000ドル(約1440万円)まで下落。

米ドルで換算すると直近1日で16%も下落してしまった。

他のトップコレクションも同様に価格が下がった。

米ドルで換算すると、Mutant Ape Yacht Club22%減の約20,100ドル(約270万円)。Moonbirds16%減の約23,250ドル(約310万円)、Doodlesはフロア価値の21%近くを流して現在の価格は11,650ドル(約150万円)、Meebits27%減の4,050ドル(約54万円)となっている。

しかし、一部のコレクターは、「安いETH」とフロア価格の下落を利用して、通常より低い価格で高価なNFTを購入しているのかもしれない。

クリプト解析サイトによると、全体として、NFT市場は過去24時間の取引量が先週と比較して54%増加した。

この日の売上高は約3900万ドル(約52億円)で、5月上旬に見られた1日の金額より大幅に低いものの、最近の1日の取引量よりも増加している。

取引高で見てみると、Bored Ape Yacht Club580万ドル(78000万円)相当のNFT販売で、過去1日の取引高でリードしている。

トップ3はすべてBored Ape関連で、Mutant ApesNFT取引で280万ドル(37000万円)以上を獲得して2位。

3位は近日発売予定のメタバースゲーム「Otherside」のバーチャルランドで230万ドル(約31000万円)の取引となっている。

 

実験的なプロジェクトの登場も取引量増加の要因か

NFT市場は2021年に取引高250億ドル(約3兆3610億円)に急増し、今年もその記録を更新する勢いだ。

大手マーケットプレイスのOpenSeaは、51日に47600万ドル(約640億円)のイーサリアムNFTの売上を記録し、1日の最高額を更新していた。

NFTの取引量は、仮想通貨価格が苦しみ始めた先月初めに急激に減少し、それ以来NFT市場は苦戦が続いていた。

しかし、ここにきてNFT市場は底堅いと見る動きもある。

また、GoblintownShitBeastといった虚無的で実験的なプロジェクトも数多く登場し、NFT市場の盛り上げに一役買っているようだ。

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