目次
OSTは、SimpleTokenという、トークン発行をより簡単にするプラットフォームの開発を目指すプロジェクトで用いられているトークンです。
通貨名(通貨単位):OST(OST)
公開日:
発行上限枚数:800,000,000 OST
取扱取引所:Binance、Huobi
公式サイト:https://ost.com/
公式ツイッター:https://twitter.com/OSTdotcom
ホワイトペーパー:https://drive.google.com/file/d/0Bwgf8QuAEOb7Z2xIeUlLd21DSjQ/view
ソースコード:https://github.com/OpenSTFoundation
blockchain explorer:https://etherscan.io/token/0x2c4e8f2d746113d0696ce89b35f0d8bf88e0aeca
bitcointalk(フォーラム):https://bitcointalk.org/index.php?topic=2266379.0
公式ブログ:https://medium.com/ostdotcom
公式フォーラム(テレグラム):https://t.me/OSTdotcom
備考:EIP20トークン
OSTを発行しているSimple Tokenプロジェクトでは、企業がより簡単に独自トークンを発行できるようなプラットフォーム作りを目指しています。普通、一から自社トークンを作ろうとすると、それ専用のブロックチェーンを作るために一からプログラムを組み立てなければならず、また、その脆弱性の監査などにもリソースを割かなくてはならないため、大きな負担がかかってしまいます。しかし、SimpleTokenを利用すれば、OpenST(OST)プロトコルという技術によって簡単にトークンを作ったり、管理することが可能になります。
企業の発行したトークンはOSTと兌換可能なので、発行されているトークンはOSTを介して売買することも可能です。
デメリットとして、OSTはまだ開発の初期段階であまり機能が実装されていないという点が挙げられます。このことは後でまた述べますが、トークンの発行自体が簡単にできるプラットフォームというのはWAVESやNEMのようにもう複数あり、それらの競合に早く追いつかないと、太刀打ちできなくなってしまうかもしれません。
こちらはOSTUSDのチャートです。昨年の年末の相場で一気に価格が高騰し、一時は1.2ドルを超えましたが、今年1月の暗号資産(仮想通貨)市場全体の暴落に巻き込まれてしまい、現在は0.3ドル付近を推移しています。(2018年5月2日現在)
Binanceは香港の取引所で、手数料が0.1%ととても安いのが特徴です。
70種類以上ある取り扱い通貨はどれも注目されているものばかりで、Binanceに上場されただけで価格が高騰するようなことも少なくありません。アルトコインのトレードをされる方に最もオススメの暗号資産(仮想通貨)取引所です。
また、取引所独自の暗号資産(仮想通貨)バイナンスコイン(BNB)を発行していて、BNBで取引を行うと取引手数料が最大0.05%まで安くなります。
2017年7月の設立以降、驚異的なスピードで成長する暗号資産(仮想通貨)取引所Binance。どんな取引所?今後は大丈夫?メリットデメリットと登録方法、使い方は?この記事を読めばBinanceに関する知識はバッチリ!
Ledjer Nano Sはハードウェアウォレットといって、非常にセキュリティが高いウォレットです。ウォレットを操作していない時は資産をオフラインで管理しているため、ハッキングなどによる資産流出の心配がほとんどありません。そのため、大きな額の資産を運用されている方にはオススメです。
ただし、9800円と少し値が張る点、人気すぎて品薄が続いているなどのデメリットもあります。
My Ether WalletはEthereum系トークンを保管する人に最も人気の高いウォレットです。自分のPC内で秘密鍵を保管するため安全性も高く、無料で利用できます。ただし、お使いのPCがハッキングなどされてしまった場合に資産が盗まれる可能性があるので、安全管理に自分で気を使う必要があります。
最近さまざまな企業がブロックチェーン技術に関心を持ち、参入してきています。そういった層に対してOSTの技術は需要があるのではないでしょうか。
しかしながら、既に似たような「独自の暗号資産(仮想通貨)を発行できる」というWAVESやNEMのような暗号資産(仮想通貨)も存在しており、OSTはそれらに知名度や開発進行の面で大きく遅れをとっています。確かに、対企業特化と言う意味ではOSPはそれらより上回っているかもしれませんが、ブロックチェーン事業への参入モチベーションが高い企業ならば、既にプラットフォームがある程度完成してあるそういったトークン発行プラットフォームに流れる可能性は大きいですね。
そのため、OSTの今後はそういった企業にどのようにしてアプローチしていき、繋ぎとめておくかというマーケティング能力が重要になっていきそうです。
OSTの特徴をまとめるとこのようになります。