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「1inch.Exchangeってなに?」
そうお考えではありませんか?
そこで今回は1inch.Exchangeの仕組みやトークン、将来性までコインパートナーの見解を含めながら解説していきます!
今後の1inch.Exchangeの展開なども解説するのでぜひご覧ください。
この記事が1inch.Exchangeについての理解を深めるのに役立つことができたら幸いです。
プロジェクト名 | 1inch.Exchange |
取引形態 | DEXアグリゲーター |
トークン名 | 1inch |
ブロックチェーン | ETH、BSC、poly |
公式サイト | https://app.1inch.io/ |
1inch.Exchangeは、最良レートのトークンスワップを可能にしてくれるDeFiプロトコルです。
DEX-aggregatorというジャンルに該当します。
複数のDEXと1inch.Exchangeを繋ぐことでその中から最良レートで取引できる組み合わせを探してくれる優れた機能を持っています。
1inch.Exchangeでは1inchというガバナンストークンを発行しています。
ガバナンストークンは、そのプロジェクトにおいて株のような役割を持つ通貨のことです。
例えば1inch.Exchangeにおいて1inchを持っていると、手数料によって得た利益をいくらか自分の取り分にする権利を得ることができます。
他のガバナンストークンも同じような働きをするものが多いです。
ここでDeFiについておさらいします!
「そもそもDeFiって何?」という方はここで復習しておきましょう。
すでに基礎知識を理解している方は、こちらのオレンジボタンから次の章をご覧ください。
DeFiについておさらい!
DeFiとは、条件さえ満たせば自動で契約を実行してくれるスマートコントラクトを利用して仲介者を排除した金融システムです。
例えばコインチェックやGMOコインなどの取引所は中央集権的な管理者や仲介者が存在しますが、DeFiにはこれが存在しません。
これによりユーザー同士の直接的な取引を可能にします!
中央集権的でない金融システムのメリットは、透明性と安全性です。
取引は全てブロックチェーンというシステムに記録されます。
ブロックチェーンを簡単に表現すると、書き換えることが不可能だけど誰でも閲覧ができる全員分の帳簿です。
中央集権では管理されている取引情報がハッキングなどの攻撃によって改ざん、漏洩してしまうことがリスクとしてありました。
一方でDeFiには管理者がおらず、スマートコントラクトによる取引の閲覧が誰にでもできます。しかもその契約が書き換えられることはありません。
ユーザー全員で管理することで、高い透明性と安全性を実現しています。
DeFiには仲介者となる金融機関がないため、これまでに金融機関を利用できなかった人でもDeFiであれば簡単に利用することができます!
本人確認などの必要がなく、基本的にはどのDeFiもウォレット一つあれば使うことが可能です。
1inch.Exchangeでできること
先ほども述べたように1inch.Exchangeでは、交換したいトークンの最良レートを探して交換してくれます。
このように、数種類のトークンスワップを比較してみると1inch.Exchangeが最良レートを提示してくれていることがわかります。
今までなら複数のDEXを確認して、自力で一番良いレートを見つけないといけませんでした。しかもレートは常に変動するのでこの作業はとても面倒です。
それを解決する1inch.ExchangeはDeFiユーザーにとって非常に頼もしい存在であるといえます。
1inch.Exchangeでは、手数料無料でトークンスワップができます!
現在1inch.Exchangeは、プラットフォームを成長させることを第一として動いており、その一環として手数料を設けていません。
しかし最近の1inch.Exchangeは流動性も高く、資金も十分に調達できているので今後手数料がかかる可能性はあります。
もし1inchを触ってみるなら手数料がかからない今のうちが良いでしょう。
流動性マイニングは、その取引所独自のプールに流動性を提供することで、対価としてトークンをもらうことです。
この場合流動性を提供するということは、ETHなどの特定の通貨を提供することを指します。
DEX(分散型取引所)の取引は主にユーザーとプールの間で直接行われます。
そのためプール内の通貨が足りなくなり、取引が成立しないという事故を防ぐために流動性マイニングが採用されています。
今回でいえば、対応している通貨をプールに提供するとことで1inchがもらえます。
現在の1inchの主な対応通貨は、以下の通りです。
主要なもので言えば、これらの通貨を提供することで1inchを獲得できます。
流動性マイニングについて詳しく知りたい方はこちらをチェック!
1inch.Exchangeの特徴として多く挙げられるのは、このフロントランニング防止機能です。
トークンスワップは取引の度に常にスワップレートも変動します。
フロントランニングは人の注文を覗き見して、その人よりも先に自分の契約を実行することで、レートが変動する前に利ざやを獲得することです。
これは注文から契約実行までのタイムラグを利用した方法です。
そのため1inchでは一定時間過去のレートを固定するというシステムを利用しています。
これにより提示されたレートがフロントランニングによって変動することがなくなります!
ガバナンストークン1inchとは
ガバナンストークンは、そのプロジェクトの運営に対する投票権を得られるトークンのことです。
ガバナンストークンは多く持っているほど強い権限を得ることができます。トークン保有者は会社に対する株主のような役割を担います。
レートの変動中に注文が通ると余分な利益が発生することがあります。この利益はガバナンストークン保持者に配分されますが、この時にガバナンストークンを持っていれば自分の有利な額になるように設定できます。
1inchトークンは2021年に入って300%の上昇を見せました。
少し前までやや下降気味のチャートを辿っていましたが、今のところ1inch.Exchange側に目立った原因が見られないので、仮想通貨バブルで全体的に上昇した価格が下降したのではないかと考えられます。
1inch.Exchangeの将来性を決める3つの要素
DEX-AggregatorというジャンルのDeFiは、現状1inch.Exchange以外はほとんどありません。
しかし最良レートを手軽に探し出せる機能はとても実用的であり、ユーザーからの需要も非常に大きいと考えられます。
そのため1inch.ExchangeはDEX-Aggregatorという市場において先行者利益を得ているといえるでしょう。
DEX内にどれだけの資金が流入しているかを表すTVL(Total Value Locked)を見てみると、1inch.Exchangeは1.8億ドルもの資金流入があります。
これはDEXの中では30位ほどの数字ですが、これほどの資金を集められるプロジェクトがすごいのもまた事実です。
さらにDeFiにおけるTVLはユーザーの期待度や信頼性を色濃く反映しているため、これほどの資金が流入しているのはそれだけ今後の将来性が期待されていると読み取ることができます。
1inch.Exchangeはとても伸び代があり、今後成長する可能性の高いDeFiだと考えられます。
先ほどのTVLについてももちろんですが、もう一つ注目すべきはマルチチェーン展開です。
マルチチェーン展開とは複数のブロックチェーンに接続する仕組みのことです。
1inch.Exchangeは当初ETHチェーンのみで展開していましたが、最近ではBSCチェーン、Polyチェーン上での同時展開を始めるなど開発力の高さが伺えるため、これからがとても楽しみなプロジェクトです。
まとめ
全体的に見てとても今後に期待できるプロジェクトでしたね。
TVLも高くユーザーからの注目度も増えてきているので、これからが楽しみなプロジェクトであることは間違いありません。
この記事が1inch.Exchangeへの理解を深めるために役立てたのなら幸いです。