リップル社の新商標『PayString』は『PayID』と類似

リップル社が11月6日に『PayString』と呼ばれる新しい商標登録を申請したが、同社が6月に発表した『PayID』と非常に類似している。

『PayString』に関しての情報はまだ少ないが、説明によると、PayStringは「電子金融サービス、すなわちコンピューターネットワークを介して法定通貨や仮想通貨による送金やご祝儀の受け取りや支払いを行い、法定通貨と仮想通貨を交換するための金銭的サービス」で使用されるものである。

この説明はリップル社が6月に発表した『PayID』の概要とほぼ同じであるため、商標権侵害を回避するために同社が『PayID』のサービス名を変更したのではないか、と囁かれている。

PayIDの商標をめぐって8月に訴訟

リップル社は、8月にオーストラリアのすべての重要な銀行を含む共同事業体であるニューペイメントプラットフォームオーストラリア(NPPA)からPayIDの商標侵害の申し立てをめぐって訴訟を起こされていた

この訴訟でリップル社は、オーストラリアの顧客にサービスを提供し続けるために商標の名前を変更することに同意している

これは、『PayString』が知的財産権侵害に対する訴訟を回避するためのブランド名変更である可能性を高めている。

いずれにせよ、『PayString』が私たちの生活をより便利にしてくれるサービスであることには間違いなさそうだ。続報に期待したい。

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この記事はZyCryptoの「Ripple Registers Trademark For A Potentially New Payment Offering Called “PayString”」を参考にして作成されています。