「ビットコイン(BTC)は中長期的には“強気ムード”変わらず」市場の期待感高まる

過去数日間、11,000ドル(約115.9万円)台半ばでの推移を続ける仮想通貨ビットコイン(BTC)は、執筆現在(101816時現在)11,400ドル(約120.6万円)前後に位置づけている。

そんなビットコイン(BTC)について、ある著名仮想通貨アナリストは、「引き続き中長期的な強気トレンドな状態にある」との見解を示し、今後数週間での価格上昇に期待をよせる。

 ビットコイン市場は長期的に強気も、今後数日間2~3%の価格下落には警戒を

Twitterにて約15万人ものフォロワーを誇る人気オンチェーンアナリスト「Willy Woo」氏(@woonomic)は、横ばいでの取引が続くビットコイン(BTC)に「長期的には強気」だとの見解を示す。

しかし、「Willy Woo」氏は、「“短期的な”価格下落には注意を払う必要がある」ことも強調した。

同氏によると、近日中にCMEギャップを埋めるべく11,200ドル(約118.0万円)付近にまで「下落」する可能性があるという。

「これはファンダメンタルズではなく、“短期間”のテクニカル分析です。(中略)私は、「CMEギャップ(=緑色で残っている部分)」が埋められる可能性があると考えています。」

「CMEギャップ」とは、シカゴマーカンタイル取引所(CME)のビットコイン先物市場との価格ギャップのことを指す。

週末にCMEのマーケットが閉じている間にビットコイン(BTC)価格が大きく動くことで、チャート上に価格ギャップが生じる場合がある。

一般的に、ここに生じた価格のギャップは埋められる傾向にある。

Willy Woo」氏が主張するように、今後数日間で「11,200ドル」まで下落することとなれば、現在の価格から2〜3%ほど下落することを意味し、細心の注意を払っておく必要がある。

 今後3~6週間でビットコイン価格は急騰?

それでもやはりビットコイン(BTC)は、中長期トレンドとしては依然強気であるという。

Willy Woo」氏は、ビットコイン(BTC)のチェーン上のファンダメンタルズは引き続き強気モードのままであると説明した。

「最小のタイムフレームで、“3~6週間”のオンチェーンファンダメンタルズは強気モードのままです。万が一、ビットコイン(BTC)価格が引き戻されて10,000ドル(約105.4万円)になった場合には、追加でビットコインを購入するチャンスとさえ思えます。」

先日、ビットコイン(BTC)のハッシュレートが過去最高値を更新するなど、価格上昇に向けた強気材料は揃いつつある。

ここから2020年末にかけ、ビットコイン(BTC)を含む仮想通貨市場のさらなる盛り上がりに、ますます期待は高まる。

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この記事は、bitcoinist.comの「BITCOIN ON-CHAIN FUNDAMENTALS ARE STILL DECISIVELY IN “BULLISH MODE”.」を参考にして作成されています。