中国の主要仮想通貨取引所であるOKExは、引き出しを無期限に停止した。

声明の中で同社は、「当局の捜査に協力している」ために一時的にサービスを利用できないことを明らかにしている。

仮想通貨取引所のOKExが引き出しを一時停止

大手仮想通貨取引所であるOKExは10月16日 11:00 (香港時間)に仮想通貨の引き出しを停止した。

OKExはできるだけ早くサービスを再開したいと考えており、ユーザーの資産は安全だと保証した。

お客様の最善の利益のために行動し、卓越した長年のカスタマーサービスを提供するために、私たちは2020年10月16日 11:00 (香港時間)の時点で仮想通貨の引き出しを停止することを決定した。OKExのその他の機能は正常で安定しており、OKExにおけるお客様の資産のセキュリティに影響を及ぼすことはない。

OKExの本社はマルタにあり、主に中国の個人投資家にサービスを提供している。

この取引所はまた、BitMEXに次ぐ2番目に大きなデリバティブプラットフォームとしても知られている。

このニュースはSNS上で話題となり、OKExが法執行機関の標的になっていると推測する人々もいるようだ。

例えば、中国の著名ジャーナリストであるColin Wu氏は、同取引所がマネーロンダリングを行っている可能性について調査されていると仄めかした。

中国政府は通信詐欺に仮想通貨を使ったマネーロンダリングを厳しく取り締まっており、中央集権的な取引所は非常に危険な状態にある。

しかし、OKExのCEOであるJay Hao氏は、すぐにこの事態に反応した。

Hao氏は、取引所の運営や事業に影響を与えない「個人的な問題」について当局と協力していると述べている。

このニュースを受け、ビットコインの価格は数分の間に3%の下落に向かった。

このニュースは業界とビットコインにとって非常に大きなニュースとなるが、まずは事態の収拾とビットコイン価格の回復を期待していきたい。

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この記事はZyCrypto「Bitcoin Crumbles On OKEx Suspending Withdrawals Indefinitely」を参考にして作られています。