リップル(Ripple)社とパートナーシップを結んでいるTemenos社が、スイスのFlowBankと提携したことを発表した。
昨今、リップル社とパートナーシップを結ぶ各企業の活躍も目覚ましく、仮想通貨業界からも注目が集まる。
@FlowBank_SA selects #Temenos #SaaS to rapidly launch #Swiss #digitalbank and reinvent online investor experience. Read more here: https://t.co/Ywyr5CW9Vx
— Temenos (@Temenos) October 12, 2020
Temenos社とは、決済系システム及びSaaS(=Software as a Service)関連のプラットフォームを提供するソフトウェア企業だ。
Temenos社は、『Temenos社の顧客と金融機関の間で、従来の支払いシステムよりも低コストかつ高速な決済を実現するため』に、リップル(Ripple)社と2016年にパートナーシップを結んでいる。
また、FlowBankは、今年7月に銀行業の免許を獲得し、2020年末までにスイスにて営業開始を目指すデジタル銀行。
FlowBankは、すべての人に開かれたシンプルで信頼性の高い投資体験を提供することにより、成長する市場セグメントに対応することを目指している。
(Source:https://twitter.com/FlowBank_SA)
今回FlowBankは、Temenos社がSaaSとして提供する「TemenosTransact」を採用することを発表した。
FlowBankは、「Temenos Transact」を基盤とする最適化された取引プラットフォームを使用することで、効率的なコストモデルを作成する。
FlowBankの報告によると、「Temenos Transact」を利用することで、業界平均の2倍に相当する“26.8%”のコスト収益率を達成したという。
今回の提携について、FlowBankの創設者兼CEO(最高経営責任者)であるCharles-HenriSabet氏は、以下のようにコメントした。
「私たちは、『顧客に対して最高水準のサービスを提供する』というTemenos社と同じビジョンを共有しています。Temenos社の高度なクラウドテクノロジーを活用することにより、“FlowBank”を迅速に立ち上げ、信頼性の高い取引及び銀行業務のエクスペリエンスをお客様に提供できるようになります。」
また、Temenos社のCEOであるMax Chuard氏も以下のように語っており、今回の提携には手応えを感じている模様。
「スイスでのFlowBank立ち上げをサポートできることを誇りに思います。私たちがSaaSとして提供する「TemenosTransact」によって、FlowBankはスケーラビリティの高い効率的なコスト構造をつくりあげることができるでしょう。「TemenosTransact」を活用すると、デジタルバンクがコスト削減の恩恵を受けることができます。」
昨今、リップル社のみならず、そのパートナー企業の活躍も著しい。
これは、リップル社が今後さらに目覚ましい発展を遂げる上で、そして、RippleNetの世界的拡大を目指す上で、間違いなく好材料といえるだろう。
「Swell2020」を数日後に控えたリップル社、及びパートナー企業の動きに、引き続き世界中から注目が集まる。
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この記事は、Utodayの「Ripple Partner Temenos Selected to Power New Swiss Digital Bank in 2020」を参考にして作成されています。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta