世界最大手仮想通貨取引所のひとつBinanceは、「独自のVisaデビットカード「Binance Card」が欧州で利用可能になったこと」を正式に発表した。
これにより、ユーザーは事前に仮想通貨を法定通貨に両替することなく、ビットコイン(BTC)などの仮想通貨を決済時に利用することが可能となる。
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仮想通貨取引所Binanceは、公式サイトにて「独自のVisaデビットカード「Binance Card」が欧州で利用可能になったこと」を発表した。
ユーザーは「Binance Card」を使うことで、事前に仮想通貨を法定通貨に両替することなくビットコイン(BTC)などの仮想通貨を決済時に利用できるようになる。
「Binance Card」の対象店舗数は200以上の地域に及ぶ6000万以上にものぼると見られており、ビットコイン(BTC)を含む仮想通貨の実用化が一気に進むと期待されている。
同取引所の公式サイトでの発表によると、「Binance Card」は「現在、欧州経済地域(EEA)の国々のすべての人」が利用可能だという。
ユーザーは、ビットコイン(BTC)の他にも、「バイナンス・コイン(BNB)」、「バイナンスUSD(BUSD)」、「Swipeの独自仮想通貨にあたるSXP」を利用できる。
Swipeとはロンドンに拠点をおく企業でVisaデビッドカードも提供しており、今年7月にBinanceが買収したことを発表していた。
4月に「Binance Card」のローンチを発表して以降、Binanceは積極的に開発及び試験運用を進めていた。
海外メディアによると、今後「Binance Card」は欧州に続いて、アメリカ・ロシアなどでも利用できるようになる可能性があるといい、引き続きBinanceの動きに注目が集まりそうだ。
また、Binanceは欧州での「Binance Card」提供開始を記念して、最大7%のキャッシュバックキャンペーンを実施する。
ビットコイン(BTC)の実用化が一気に進めば、仮想通貨はますます世界中から注目を浴びることとなるだろう。
世界大手仮想通貨取引所による仮想通貨実用化の動きは、ビットコイン(BTC)市場にも好影響を及ぼすか、今後も期待は高まる一方だ。
この記事は、Cointelegraphの「Binanceの仮想通貨VisaカードがEEA各国で利用可能に。」を参考にしています。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta