スイス南部のティチーノ州にて、新たに「ブロックチェーン技術研究及び開発をサポートする団体」が設立された。

ブロックチェーン先進国としても知られるスイスは、同領域で世界各国を牽引していく。

 ビットコインなど仮想通貨の好材料となるか「スイスでブロックチェーン技術研究が加速」

スイス南部のティチーノ州にて、「ブロックチェーン技術研究及び開発をサポートする団体」が設立され、今後は「ブロックチェーン部門研究をサポートし、技術の学術研究を促進していく」という。

「Ticino Blockchain Technologies Association(ティチーノ州ブロックチェーン技術協会)」と名付けられたこの団体には、大手ビットコインファンドPangea Blockchain Fund仮想通貨メディア事業などを展開するBitcoin.comなど世界中から様々な大手企業が参加を表明している。

仮想通貨の基盤技術たるブロックチェーン技術分野における本格的な研究及び開発が世界的に進んでいくとなると、ビットコイン(BTC)をはじめとした仮想通貨市場の追い風ともなり得る。

Ticino Blockchain Technologies Association」は、ブロックチェーン技術領域について、そして今後の活動について以下のように語った。

「今日、ブロックチェーン技術は世界中で議論されているテクノロジーです。インターネットの出現と同様に、このテクノロジーは、サプライチェーン・金融業界・支払いシステム・公証事業・ビジネスプロセスなどさまざまなセクターに直接的に影響を与え、多くの既存システムを変化させます。ブロックチェーン技術が一般にも浸透するまでには、研究・開発から試験運用まで膨大な時間とプロセスを要します。私たちは、ブロックチェーンに焦点を当てた技術革新をサポートしていきます。」

世界中でますます関心が高まりつつあるブロックチェーン技術。

中国のように、国をあげてブロックチェーン技術の本格導入を推し進めている国々もある。

この動きは、果たして仮想通貨市場にとって好材料となるのだろうか。

今後も世界各国の動向から目が離せない。

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この記事は、cointelegraphの「ブロックチェーン関連企業をサポートするための創設:スイスでブロックチェーン団体が誕生」を参考にしています。