Blockchain Centerが、「ビットコイン大口保有者のデータ」を提供し、大きな話題となっている。
同データでは、ビットコイン長者ウィンクルボス兄弟が150,000BTC、プラストークン詐欺師が200,000BTC保有していることなどが明らかになっている。
Blockchain Centerは、「Bitcoin Supply Visualized」との名で、各ビットコイン保有者のBTC保有数などをまとめたデータを公開した。
今回公開されたデータによると、ビットコイン長者として知られる双子のウィンクルボス兄弟は150,000 BTCものビットコインを保有しているという。
また、ベンチャーキャピタルを運営する有名投資家ティム・ドレイパー氏が30,000BTC、2016年8月に起こったBitfinexハッキング事件の首謀者が120,000 BTC、それぞれ保有していることが明らかになるなど、非常に興味深いデータが並んだ。
その中でも特に目を引くのが、「プラストークン詐欺者が合計200,000 BTCを保有している」という事実だ。
「Plus Token (プラストークン)」の被害者数は、同スキャム発祥の中国や、日本・韓国を中心に1000万人にものぼると考えられている。
今年7月末に、「中国警察がプラストークンを画策していた容疑者27人を急襲する」など、たびたび話題にあがる史上最大級のビットコイン(BTC)詐欺には、依然として注意が必要である。
そのほかにも、「長期間移動していないビットコイン」を意味する「ゾンビ・コイン」は、日本円で約1兆1800億円相当に値する150万BTCにものぼるという。(ゾンビ・コインの半数以上にあたる110万BTCは、ビットコイン創設者であるサトシ・ナカモトが保有しているという見積もりも出ているが。)
ゾンビ・コインは、仮想通貨アナリストらの間では大口投資家「クジラ」がもつ仮想通貨の一部とも考えられているため不透明な売り圧力要因として恐れられており、今後の動きには警戒が必要だ。
(Source:https://www.gpwa.org/forum/bitcoin-halving-236079.html)
今後数十年間でビットコイン(BTC)の保有傾向はどのように変化していくのか、引き続き注意深く見守っていきたい。
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この記事は、Cointelegraphの「より多くのビットコイン(BTC)を所有しているのは誰なのか?:Winklevoss Twins、Mt. Goxまたはプラストークン詐欺師?」を参考にしています。
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 kenta