「バフェット氏のビットコイン購入も近いか」米メディアの報道でBTC市場に注目集まる

先日、「投資の神様」ウォーレン・バフェット(Warren Buffett)氏率いるバークシャー・ハザウェイが「米大手商業銀行ウェルズ・ファーゴ株1億株以上の売却をさらに進めている」ことが明らかになった。

これにより、バフェット氏による企業への投資は「40%以上」削減されたこととなる。

この動きを受け、仮想通貨トレーダーらの間で、「ビットコインが新たなホットアセットの可能性として位置付けられているのではないか」との推測が広がり、ビットコイン市場に強気な風が吹くかもしれないとの見解が強まっていると、米メディアCoinInsiderが報じた。

バフェット氏は米銀行株をさらに売却

ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイが、米大手商業銀行ウェルズ・ファーゴ株の売却を進めていることが明らかになった。

以前より、ウェルズ・ファーゴはバフェット氏にとってお気に入りの銘柄であり、銀行株の中で最も投資残の大きな銘柄だった。

そのため、今回の動きには世界中からより一層大きな注目が集まっている。

一般に、バフェット氏はその価値に安定性のある企業を投資先として選んでおり、一貫した利益獲得を優先する傾向にある。

今回の動きについて、有名アナリストAllen Tischler氏は以下のように述べた。

(バフェット氏は、)ウェルズ・ファーゴのレガシーガバナンス・コンプライアンス・オペレーショナルリスク管理の欠陥に注目したことで、見通しを変えたと思われます。経費ベースが圧迫され、厳しい経営環境を背景に収益力がさらに損なわれることを危惧したのでしょう。」

ビットコイン購入はあるのか?バフェット氏の動向目まぐるしく

以前よりバフェット氏は、日本商社と金に主な投資先を移したことで世界中からの注目を集めていた。

昨今のバフェット氏の動きについて、米仮想通貨メディアCoinInsiderは、『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏の意見を引用した上で、以下のように報じた。

「バフェット氏は(米ドルの)インフレを回避するために、より“安全な資産”に投資する方向にシフトしているようです。ロバート・キヨサキ氏が「米ドルのインフレを回避するために、投資家はビットコインを購入すべきだ」と明確に意見を表明しているように、今後ビットコインの需要はますます高まり、大きな利益を享受することとなるでしょう。依然としてバフェット氏がビットコインの購入を選択肢としていない可能性はありますが、もしも購入することになれば、ビットコイン市場の勢いは前例のないほどに加速していくと考えられます。」

同メディアが報道したように、バフェット氏がビットコインの購入を本格的に検討しているか否かは、現段階では定かではない。

しかし、同氏が全面的にビットコインを購入することとなれば、仮想通貨市場は過去最大級の盛り上がりをみせるだろう。

ここ最近の「投資の神様」の動きは非常に目まぐるしい。

バフェット氏の動きに、引き続き世界中から注目が集まる。

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この記事は、CoinInsiderの「ウォーレン・バフェット氏がウェルズ・ファーゴの株式売却;金とビットコインの出番か?」を参考にしています。