日本暗号資産取引業協会 (JVCEA) は、日本が保有する主要な仮想通貨の詳細をまとめた3月分の報告書を発表した。

この報告書によれば、ビットコイン、リップル、イーサリアムなどの日本の保有量はコロナウイルスの世界的流行期に急増した。

主要仮想通貨は日本国内で増加の動き

日本暗号資産取引業協会 (JVCEA) の報告書は、3つ主要仮想通貨の保有量が国内で増えていることを伝えている。

報告書によると、ビットコインは日本の取引所では16.9万BTCが保有されており、前月から11%以上増加した。

リップルの保有量は6.4%増の32億 XRP、イーサリアムの保有量は5.7%増の114万 ETHとそれぞれ増加した。

また、ビットコインのスポット取引高も3月は6173億円(約58億ドル)と急増している。

3月はビットコインにとって苦戦が続いた月であり、価格は25%以上下落しているが、その中で日本の投資家が仮想通貨の保有量を増やした理由は現時点では不明のままである。

Bitbank exchangeのアナリストであるYuya Hasegawa氏は、一般的に価格の動きとユーザーが保有する仮想通貨は「逆相関する」ことを下記のように説明した。

価格が下落しているとき、ユーザーは利益を得るため、または損失を減らすために、取引所に通貨を送る動きをとると言うことができる。

もう一つの理由として、3月12日以降のビットコイン市場が、米ドルベースの市場に比べて日本が割高であった可能性がある。

コロナウイルスが流行している間、世界中の投資家が仮想通貨を集めていた。

Modeによると、ベビーブーマー(1946~1964年生まれ)とジェネレーションX (1965~1980年生まれ)の投資家は、コロナウイルスのパンデミックが始まって以来、毎月のビットコイン投資を増やしているとのことだ。

日本で高い注目を集める仮想通貨市場であるが、今後ますます注目を集めるだろう。

引き続き市場の動きに期待だ。

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この記事はFXSTREETの「日本のデジタル資産保有はCOVCID-19の間に急増」を参考にして作られています。