残高が世界第38位のビットコインウォレットから、200億円相当のビットコインが移動し話題になっている。
これらのビットコインは、その後複数のウォレットに小分けにして送金されているが、その意図は不明だ。
このウォレットから大規模な送金が確認されたのは、3日前の9日午前1時だ。
総額19,630.80BTCものビットコインが他のウォレットに送金された。
その後、送金先のウォレットでは受け取ったビットコインを、更に約195BTCずつに小分けにして複数のウォレットに送金。
この分割送金が繰り返され、現在では約10BTCずつに分割されたものが更に複数のウォレットに送金されている。
このような手法を使うと、送金先のウォレットを追跡することは非常に困難になってしまう。
2018年から2年かけて大量のBTCが蓄積されていたウォレットだったが、持ち主であるクジラがなぜこのような形で全額を吐き出したのかは謎だ。
この不可思議なクジラの動きについて、SNS上では「元々が仮想通貨資産の管理業者のウォレットで、セキュリティ向上のために移動させたのではないか」「OTC取引における受け渡し方法の一種だ」などと様々な説が飛び交っている。
また、送金先に仮想通貨取引所のウォレットは現在確認されていない。
謎の多い取引だが、市場への影響は少なそうだ。
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この記事はCRYPTO GLOBEの「Bitcoin's 38th Richest Address Moves Entire $184 Million BTC Fortune Into Multiple Addresses」を参考にして作られています。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner