JPモルガンのストラテジストであるNikolaos Panigirtzoglou氏によると、ビットコインの本質的な価値、つまりファンダメンタル価値は、現在、市場価値と一致していると語っている。
JPモルガンは、ビットコインを商品として扱い、使用されている計算能力や電気代を含む生産の限界コストを見ることで、ビットコインの本質的価値を計算している。
JPモルガンのストラテジスト、Nikolaos Panigirtzoglou氏によると、ビットコインの本質的な価値、つまりファンダメンタル価値は、現在、市場価値と一致していると語っている。
先週発表された調査報告書の中で同氏は、ビットコインが半減期を迎えた後、この2つの価値のギャップは「事実上埋まった」と述べている。
今年1月に同氏は、ビットコインの本質的価値は市場価格よりも低く、ビットコインが過大評価されていると述べていた。
現在は、本質的価値と市場価値の両方の値は一致しており、これはビットコインの価格が適正であることを示している。
資産の本質的価値は、その資産が過大評価されているか、もしくは過小評価されているかを判断するのに役立つ。
JPモルガンでは、ビットコインを商品として扱い、使用されている計算能力や電気代を含む生産の限界コストを見ることで、ビットコインの本質的価値を計算している。
Panigirtzoglou氏は、ビットコインの本質的価値について以下のように述べている。
「5月11日にビットコインの報酬が半減したことを考えると、本質的価値の見積もりは事実上2倍になった。」
さらに同氏は、半減期後のビットコインのハッシュレートが20%下落し、価格が下落したこともギャップを埋めるのに貢献したと付け加えた。
今後は本質的価値と市場価値がどのように変化していくのだろうか、ビットコインのこれからの推移に注目したい。
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著者: CoinPartner 編集部 atsusi