2016年に大手暗号資産(仮想通貨)取引所Bitfinexから7,200万ドル(約77.5億円)相当のビットコイン(BTC)が盗まれたハッキング事件から約4年。

今月22日、当時のハッキング首謀者はそのうち約26万ドル相当のビットコイン(BTC)を未知のウォレット(unknown wallet)へと移している。

26万ドル相当以上のビットコイン(BTC)がハッカーによって移動

暗号資産(仮想通貨)の大口をトラッキングする“Whale Alert”は、当該ハッカーが261,600ドル(約2,817万円)相当にあたる『28.39124 BTC』を未知ウォレットに移したと報告した。

これは、2016年8月に大手暗号資産(仮想通貨)取引所Bitfinexから盗まれた7,200万ドル相当のビットコイン(BTC)のうちの一部である。

“Whale Alert”の報告によって、当時の首謀者であるハッカーが現在もビットコイン(BTC)を大量に保有していることが改めて明らかになり、投資家たちは警戒を強める。

米暗号資産(仮想通貨)メディアによると、同ハッカーは昨年5月から6月にかけても複数のビットコイン(BTC)ウォレットへと大量のビットコインを移しているため、今年も引き続き大量のビットコインの移動がなされる可能性があり、注意が必要だという。

2019年、Bitfinexは盗まれたビットコイン(BTC)を回収する戦略を明確化し、以下のように述べてユーザーへの協力を呼びかけていた。

「我々は業界のリーダーと協力して、盗まれた資金の大部分を安全に回収する手順を作成した。この問題を解決するための協力報酬も整えている。」

2019年2月、Bitfinexは、『ハッキングで盗まれたビットコイン(BTC)の一部をアメリカ政府が回収することに成功した。』とも報告している。

今回の事件に関わっているハッカーのような、悪名高いビットコイン(BTC)大口保有者は、市場に非常に大きな影響力をもつ。

今後も、引き続き警戒を強めていく必要がある。

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