4月16日から本日にかけて、ビットコイン(BTC)価格は約5%もの大幅上昇を記録し、執筆現在(4月17日14時現在)は76万円前後を推移している。

4月に入り強気相場が予想されていたが、ビットコイン価格は思うような上昇は見せず、いまだに70万円台前半を推移している時間帯が長く続く。

今回の上昇は、今後のビットコイン市場に強気相場をもたらすのか?

ビットコイン(BTC)市場に強気意見多数、「今こそ価格の転換期」

過去数週間にわたってビットコイン(BTC)の投資家が頭を悩めている問題は、ビットコインが底をついたのかどうかだ。

この問題について、人気トレーダーのNunya Bizniz氏は、ビットコイン(BTC)の出来高に触れながら言及した。

「先月3月のビットコイン(BTC)出来高は、(ビットコインが暴騰していた)2018年後半のレベルに匹敵するほど大きい。出来高の急増は、ビットコイン(BTC)価格が底をついたことを示す兆候であり、出来高の大幅な増加は、いわゆる「価格の転換点」と一致する可能性が高い。」

Nunya Bizniz氏によれば、ビットコイン(BTC)が上昇へと向かう転換点はもう既に訪れている可能性もあり、今後の強気相場突入に期待できるという。

また、著名経済学者Alex Krüger氏も、「ビットコインの恐怖のピーク時はすでに過ぎ去った。」と述べ、暗号資産(仮想通貨)市場に期待を寄せる。

Alex Krüger氏によれば、ここ最近、シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX)が大幅に漸減しているため、ビットコイン(BTC)市場は不安定期から脱したと考えられるという。

さらに、暗号資産(仮想通貨)分析企業Glassnode社も、「ビットコイン保有者の短期的な収益性を追跡する独自の指標が、ビットコイン(BTC)市場の本格的な強気相場突入を示している。」と述べ強気な見解を公言する。

以上のように、さまざまな経済学者や分析企業が、ビットコイン(BTC)市場に好感を示している。

しかし、ビットコイン(BTC)価格が完全に不安定な状況から抜け出したとは考えられないため、今後の市場の動きに期待しつつも、引き続き慎重な姿勢で見守っていくことが必要だ。

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