今月、ビットコインの価格は一時50万円付近まで下落したものの、現在67万円付近まで回復している。
しかし、アナリストはこの上昇の動きに懐疑的だ。
著名な暗号資産(仮想通貨)アナリストJosh Rager氏は、現在ビットコイン価格と強い相関があるS&P 500指標のチャート分析から、ビットコイン価格の続落を警戒している。
In 2008 after a break below the 200 WMA, price came back up over 9% then fell another 49%
— Josh Rager ? (@Josh_Rager) March 28, 2020
Currently, the $SPX rejected off the 200 WMA after retest from a 20% rally over this past week
If SPX sees new lows, the price will have a negative impact on crypto and on $BTC Bitcoin pic.twitter.com/42UywIJGi3
Rager氏はS&P 500の価格について、週足チャートの加重移動平均線(WMA)という指標をもとに分析している。
WMAは画像内で赤いラインとして表示されている。
Rager氏の分析によると、このラインを一度下回ってしまった場合、再度価格がラインを上に抜けるまで長期に渡って下落相場が続くのだという。
今回、コロナショックによる価格下落によって、S&P 500価格がWMAを下回ってしまった。
そのため、S&P 500は当分下落相場になると予想している。
先程も述べたように、ビットコインの価格とS&P 500には現在強い相関がある。
そのため、ビットコインの下落相場も長期に渡る可能性があり、現在の価格上昇は一時的なもので終わってしまう可能性がある。
現在ビットコイン相場は非常にボラティリティが大きくなっており、目が離せない状況が続きそうだ。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner