米国第3位の銀行ウェルズ・ファーゴがブロックチェーン分析会社Ellipicに500万ドルを投資した。

Ellipticの暗号資産(仮想通貨)業界に関するデータベースDiscoveryが、銀行業界に暗号資産(仮想通貨)業者との取引を促進する。

着々と進む仮想通貨業者峻別の動き

ウェルズ・ファーゴがブロックチェーン分析会社Ellipticに500万ドルを投資し、銀行の暗号資産(仮想通貨)サービス利用につながる動きが進んでいる。

米国第3位の銀行ウェルズ・ファーゴは、ブロックチェーン分析会社Ellipticに500万ドルを投資した

Elliptic社は、暗号資産(仮想通貨)業界との取引サービスに消極的である銀行業界が、安全に取引できるように、銀行専用の200のグローバル暗号通貨取引所のデータベース、Discoveryを昨年リリースした

Discoveryには、各暗号資産(仮想通貨)業者の企業情報、コンプライアンスに関する情報、保有する暗号資産(仮想通貨)の出所を遡及するブロックチェーンの確認情報などが含まれる。

Discoveryは、暗号資産(仮想通貨)業者の健全性に関する多くの情報を銀行に提供し、銀行は従来に比べ暗号資産(仮想通貨)業者との取引を円滑に進められるということだ。

現状、米国のほとんどの銀行は、これまで取引に適切な暗号資産(仮想通貨)取引所と、マネーロンダリングなどのリスクにつながる取引するのが不適切な取引所の区別ができないままだ。

暗号資産(仮想通貨)提供サービス銀行の総資産は700億ドルにすぎず、JPモルガン1行の総資産の3%にも満たない。

銀行は強固なコンプライアンスを遵守する暗号資産(仮想通貨)サービスとの取引を望んでおり、Discoveryのような情報提供は、銀行が暗号資産(仮想通貨)サービス業者との取引の扉を大きく開く可能性がある。

すでに、Ellipticには、日本のSBIホールディングス、スペインの世界的銀行サンタンデールなども投資しており、今回ウェルズ・ファーゴの投資により、総資金は4000万ドルまでになった

暗号資産(仮想通貨)業者の峻別が進むことが、健全なFintechビジネスの成長につながる道であるに違いない。

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