損切りインセンティブの少なさに注目

12日18時現在のビットコイン価格は1,130,489円。前日同時刻と比べて+4.96%の急上昇を見せた。

9日正午に10000ドル(=109万円)を突破したビットコインは、水色線(112.4万円)手前で一時停滞を見せた。

その後利確によると思われる下落を見せると、調整を不安視した層が多かったのか暴落を見せた。

結果的に10000ドルを割り、一時は上昇トレンドの終わりが脳裏をよぎった

しばらく膠着状態が続いたビットコインだったが、オレンジ線(106.8万円)の支持線は厚く今日の0時に急上昇を見せ水色線(112.4万円)を完全に突破する形となった。

現在は徐々に右肩上がりの相場を形成している。

(参考 TradingViewのBTCJPYチャート 1時間足)

・上昇のシナリオ

水色線という非常に強力な抵抗線を突破したことから、強気相場に陰りは見えない。

水色線は10/25の急騰時の高値であり、非常にわかりやすい抵抗線となっている。

このラインを1時間足・4時間足で超えていることから、上目線の根拠は整っていると言えるだろう。

現在4時間足では陰線を記録しているが、この下ヒゲが水色線を下回らなかった場合底の厚さが再確認され急上昇を見せる可能性は高い

・下降のシナリオ

水色線を実体で下回った場合には注意が必要そうだ。

本日0時の段階での上昇で、ロングを入れた層は多いだろう。

そうした人たちの不安が殺到し彼らが含み損を抱える前に利確を達成する可能性は高い。

その場合には暴落が形成され、更なる負の連鎖を招く可能性も否めない。

・筆者の見解

圧倒的に上昇目線だ。

直近の高値と安値に注目した時、共に上目線で更新されていることにも注目したい。

10月ぶりの価格を更新した現段階において、先物取引における損切り層の存在は皆無といっても過言ではない。

利確を動機とする価格下落が落ち着けば、下げを後押しするような要因は考えられない

10200ドル台後半で指値が殺到するのではないかと予想する。

(ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインパートナーの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。)

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