オーストラリアが全国ブロックチェーンロードマップを発表し、今後5年間だけで、ブロックチェーン関連の利益が約19兆円増えることを予想。
さまざまな分野でのブロックチェーン利用推進は、送金決済手段としての暗号資産(仮想通貨)利用にもポジティブな影響が見込まれる。
オーストラリアは、ブロックチェーンの可能性を見逃すことなく、具体的な取り組みを強化している。
オーストラリア政府は、全国ブロックチェーンロードマップを発表した。
これは、ブロックチェーンがさまざまなシーンで利用される未来に向けて、政府がその前進をサポートする12段階のアプローチをまとめたものだ。
中身には暗号資産(仮想通貨)などに関する金融部門以外に、以下の種類などがあった。
オーストラリア政府は、ブロックチェーン技術と他の技術が、2025年までに推定1,750億米ドル(約19兆円)の利益をもたらすと推計している。
ビジネス面で中国との関係が深いオーストラリアは、急速に成長するアジア地域の動きに敏感である。
ブロックチェーン技術の可能性をいち早く追及し、この分野を先導することで成長するアジアビジネスとのコラボレーション効果が高くなる。
また、行政サービスや教育への利用を目指すなど、金融に留まらないブロックチェーンの利用を目指す姿勢も先進的である。
ブロックチェーンがさまざまな分野や産業で利用されるにつれて、もちろん、送金や決済手段として暗号資産(仮想通貨)がより利用されるようになるのは間違いない。
特に、今後5年間で新たに19兆円もの利益が生まれるならなおさらである。
オーストラリアのような先進国の一つが国全体でブロックチェーンの恩恵をつかもうとしていることの意味は、暗号資産(仮想通貨)の将来にもたいへんポジティブであるといっていい。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner