著名マクロ経済学者のリッグス氏が自身のTwitterにて、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)はボラティリティが問題視されがちだが、あらゆる投資先の中でもビットコインは安全な投資先のひとつであるとの見解を述べた。
リッグス氏はこの主張の理由として、「Amazon・Google・Facebookなどの大企業の創立当初の株価の大幅な変動に比べれば、ビットコインのボラティリティは小さいため、安全な投資先のひとつだと考えることができる。」と述べている。
Many people try to talk negatively about Bitcoin volatility, meanwhile Amazon, Yahoo, and Priceline all COLLAPSED over 96% back in 2000 before minting millionaires.
— Riggs (@RiggsBTC) 2019年12月15日
Early tech volatility is natural. Long term upwards volatility is the holy grail.
Get used to it. pic.twitter.com/JuCWMd1RKA
リッグス氏が挙げたような、今日のハイテク企業界を牛耳るAmazon・Google・Facebookなどの大企業は、創立間もない時期には96パーセント以上の価値の崩壊に直面していたこともあるという。
ビットコイン価格は、2017年には10万円から220万円に一瞬にして急騰したのち、85%近くの急落を記録している。
このようなビットコインの大きな価格変動を経験し、ビットコインのことを「すべての詐欺の母」と呼ぶ人々も現れ、ビットコインに対して不信感を募らせる人々も徐々に現れた。
しかし、先ほど上で挙げた大企業の過去を振り返ってみると、2000年代初頭のAmazonは、2年足らずで株価の98.7%を下落させている。
これらを踏まえたうえで、リッグス氏は以下のようにまとめた。
「さらに驚くべきことは、Amazonなどの企業が、この一時的な価値崩壊の後もますます繁栄し続けていることだ。ビットコインのボラティリティも非常に大きいということは否定できないが、ビットコインが長期的に上方へのボラティリティを持っているという可能性に賭けると、今後のビットコイン価値の急上昇に大きな希望をもてる。」
ビットコイン価格の不安定性は、まだ初期技術に過ぎないという人々の認識が要因のひとつだろう。
Amazon・Google・Facebookのように、ビットコインもこの不安定な段階を乗り越え、世界的に確固たる地位を築き上げる未来が待っているのだろうか。
ビットコインの将来に、ますます大きな期待が膨らむ。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta