13日9時のビットコイン価格は78万6710円。前日同時刻比で+1.52%の上昇を見せている。
7日に82.6万円(黄緑線)で高値を記録したビットコイン価格は、その後下降を続ける。
9日には一時82.6万円まで上昇するも、トレンドの転換とはならずにチャートは右肩下がりであった。
しかし昨日、4日に更新した77.2万円のサポート線に反発。
短期目線でチャートは上昇傾向に転じている。
一方で、10日からレンジ相場が形成されている。
黒色線(80.2万円)と赤色線(77.2万円)の間で膠着状態を続けるビットコインのレンジ相場は徐々に狭まり、次の展開に投資家は目を光らせていることだろう。
現在のポジション保有率は上昇傾向にあり、ボラティリティは非常に高い。今後大きな値動きの可能性も高く、より一層の警戒が必要だ。
(参考 TradingViewのBTCJPYチャート 1時間足)
・上昇のシナリオ
上昇への期待感は非常に高い。
現在の価格は70万円台であり、今後100万円台までの上昇が期待されるビットコインのロング需要は高まっている。
事実、現在のロングポジション保有率はショートの保有率より6倍以上高い。
上昇には、長期的なレジスタンスライン(朱色線)を抜けられるかが鍵である。
図からも明らかだが、急騰した時もジワジワと上昇してきた時も、ビットコイン価格はこの朱色線で明確に反発している。
この線を抜けることができれば、一気に上昇トレンドに転換する可能性も高い。
・下降のトレンド
朱色線で表される長期的な下降トレンドの最中であるため、価格が下がっていくことも否定できない。
この場合、現在のサポートラインである赤色線(77.2万円)を下回るかに注目だ。
この線を損切りラインとしている層も多いと予想され、この線を割り込んだ場合、一時的に価格が暴落する恐れもある。
・筆者のシナリオ
ロング入れに一票だ。
朱色線と赤色線のディセンディングトライアングルも形成され依然としてさらなる下降に警戒は必要だが、赤色線が大きなサポートラインであることを信じたい。
70万円から上向きへの期待値も高く、ショートよりもロング入れの方が堅実である。
一方で、同じように考える投資家は多く、現在のロングポジション保有率は非常に高い。
そのため、価格急騰が起こった場合、利確による一時的な売り下げが起こりうる。
焦っておかしなアクションを起こさないように注意したい。
(ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインパートナーの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。)
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner