米暗号資産(仮想通貨)取引所がオーストラリアドルでの即時入金サービスを開始すると発表した。

リップル社のODLを使った国際送金会社と協力したことで可能になった。

リップル(XRP)は複数通貨に対応する手間を省く

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所Bitstampは豪決済企業Flash FX社と協力し、オーストラリアドルの即時入金サービスを開始すると発表した

これまでオーストラリアのユーザーは米ドル、ユーロ、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)でしか入金できなかった。

Flash FX社はリップル社のODL(旧xRapid)を用い、オーストラリアドルを瞬時に米ドルに両替するシステムを提供する。

ODLとは国際送金を速く、安く、安全に行うリップル社独自の技術

暗号資産(仮想通貨)リップル(XRP)を仲介にすることである通貨の価値を別の通貨に伝えることができる。

たとえば今回のニュースでは、ユーザーが送金したオーストラリアドルを同等額のリップル(XRP)に一度交換し、リップル(XRP)から米ドルに再度交換することで価値を伝達する。

以前は複数の金融機関を経由するため手続きに数日かかっていたが、ODLを用いることで送金時間を数分に短縮することが可能になった。

ODLは通貨の垣根をなくし、自国の通貨と外国の通貨を同等に扱うことができる画期的な技術だ。

国際的なサービスを提供する企業でも複数の通貨に対応する窓口を設置しなくてよくなり、サービス開発がラクになったり、資金や人員などを本業に集中したりすることができるようになる。

 

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