世界中に普及するリップルネット、その勢い止まらず

2018年にリップル社と提携を結んだデジタル送金会社のTransferGo社は、RippleNetを活用して、新たに東南アジア、ラテンアメリカ、アフリカに事業を拡大することを発表した。
 
TransferGo社のCEOであるDaumantas Dvilinskas氏は「我々が世界中の様々な国や地域と新しい関係を構築し、グローバルに事業を展開していく上で、リップルネットは大きな活躍を遂げてくれるだろう。」と、リップル社の技術及びXRPの可能性に期待を寄せる。
 
Dvilinskas氏は、リップル社の技術が銀行統合の際のコスト削減につながり、顧客の料金を9割削減できたことを振り返りながら賞賛していた。
 
 
今後、TransferGo社は、東南アジア、ラテンアメリカ、アフリカの各地域に存在する「高くて、遅い」という国際送金のデメリットを改善し、これらの地域での新規顧客獲得を狙うようだ。
 
最後に同氏は、「リップル社は、グローバルなリアルタイム決済会社になるという当社の使命の重要な戦略的パートナーであり続ける。」と、両社の関係が強固なものであることをアピールした。
 
リップル社は先日、マネーグラム社に対して約21億円の巨額追加投資を行い、XRPのさらなるグローバル展開を強めていく狙いを明らかにしたばかりだ。
 
ますますその勢いを強めていくリップルに、期待感はより一層高まる。