ビットコインは価格の変動の大きさが魅力だが、現在は投資家の関心が薄れており、価格が動きづらいとのデータが発表された。

アメリカ株が史上最高値を更新し続けるなど、他の市場が好調さを示していることが背景にありそうだ。

ビットコイン0.1枚以上を保有するアカウント数増加が頭打ち

暗号資産(仮想通貨)のマーケット情報を分析しているGlassnode社がまとめたところによると、ビットコインへの関心が薄れていることが示唆された。

株式市場は史上最高値を更新するなど非常に好調な状況となっており、暗号資産(仮想通貨)市場への関心はしばらく戻らない可能性が高い。

Glassnode社がビットコインの残高が0.1枚以上あるアカウントの数を調べたところ、昨年末から増加が続いていたが10月後半に頭打ちし、減少に転じたことがわかった。

11月に入ってもその数は増えておらず、ビットコインへの関心が失われたことが示唆される。

(画像:Glassnode社のツイートより)

投資家の含み損益の大きさを分析した下図によると、価格はあまり動いていないにもかかわらず含み損益は減少傾向にあることが分かる。

これはポジション量が減っていることを意味する。

(画像:Glassnodeのツイートより)

取引所への入金額も減少している。

下図によれば、取引所への入金額は7月にピークをつけたあと、価格と連動するように減少。

2019年で最低の水準となっている。

(画像:Glassnode社のツイートより)

ビットコインが動きづらい状況はしばらく続きそうだ。

 

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