チュニジア中央銀行がデジタル通貨を発行することをTASS通信が報告した。
(CBCD)流通の国となる。 が公に使用されるようになれば、チュニジアは世界初の国家発行デジタル通貨
そしてそれは、ビットコインなど暗号資産(仮想通貨)に大きな衝撃を与えることとなるだろう。
チュニジアは、今後数か月以内にデジタル通貨「e-dinar」での決済可能なスーパー、カフェ、レストランをより増やしていくことを目指すとともに、国民間で簡単に送受金できるようなシステムを拡大していくことを公表している。
さらには、米ドルへの依存を回避すべく、国境を越えた支払いにも対応できる通貨を目指していくことも目標にしている。
「e-dinar」は、チュニジア国内の公共の施設等に設置される2,000のマルチメディア端末を通じて、オンラインで国民に発行される。
そこで、国民はブラウザアプリケーション、また、将来的にはモバイルアプリを介してデジタルウォレットに資金を追加できる。
チュニジアでは、驚くことに4年前から国家がデジタル通貨を発行する可能性があると言われており、今回遂に4年の時を経て実現を成功させている。
TASS通信は、デジタル通貨の発行はチュニジアのみにとどまらず、今後世界各国で実現すると予想している。
その代表国として、マレーシア、フィリピン、アルゼンチン、ブラジル、中国などを挙げている。
世界中でのデジタル通貨発行が相次げば、国境を越えた送受金簡素化の利便性やオンライン決済の普及と相まり、ビットコインやその他の暗号資産(仮想通貨)にも好影響が及ぶかもしれない。
世界各国がデジタル通貨及びビットコイン含む暗号資産(仮想通貨)に対してどのような姿勢を示していくのか今後も注目だ。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta